先月末に東京で開催されたBEST BODY JAPANを見に行ってきました。
そうそう、エントリーナンバーを付けた細マッチョの海パン姿の男性がずらっと並んで
自慢の肉体をアピールするあれです。
応援する選手がステージに上がると観客席から「5番良いよ!」「10番絞れてるよ!」
「52番デカい!」などとかけ声が上がり、まるで競り市のような空気に私もつい「29番!!」
筋トレ好きはセルフプロモーションに長けた人が多いように思います。
筋肉質の逆三角形の体を手に入れるのは並大抵のことではありません。
日々のハードなトレーニングは勿論、大会に出るとなると体重を1度増やして筋肉を大きくし、その後筋肉量を残しながら体脂肪率が1桁になるまで減量します。
こうして個々の審美眼で作り上げた肉体を、最大限に魅力的にアピールするのです。
「根幹の部分は妥協せず、個性ある美しさを追求、そして大胆に発信」
今回はそんな時計をご紹介したいと思います(飛躍し過ぎですか?)。
【ロジェ・デュブイのエクスカリバー42 マイクロローター オートマティック スケルトン DBEX0473】です。
https://www.gmt-j.com/item/2717003339492
ロジェ・デュブイは時計師のロジェ・デュブイとデザイナーのカルロス・ディアスによって1995年にジュネーブで創業されました。高級時計ブランドとしては歴史は浅いものの、わずか十数年で30もの自社ムーブメントを開発し、創造性に富んだデザインを生み出しているマニュファクチュールです。2008年にはリシュモングループに加入。高級時計における最高品質の証であるジュネーブ・シールをほぼ全てのモデルで取得しています。
”Poinçon de Genève”ジュネーブ・シールは世界で最も難関な公的認証のひとつ
-ムーブメントの組み立てや調整がジュネーブ州で行われていること
-シリアルナンバーが刻印されていること
-職人の技術がテクニカル・コミッティが定めた基準を満たしていること
(ブリッジの面取りと手作業による装飾など)
-歩度(精度)/防水性・気密性が基準を満たしていること
-パワーリザーブが公表されている値に合致していること
こちらのモデルにも3時方向内側のリューズのオシドリと呼ばれる部分の上あたりににGENEVEの刻印、6時方向に”Poinçon de Genève”ジュネーブ・シール表示が見えますね。
ロジェ・デュブイには5つの世界観が設けられ、それぞれ名前が付けられています。
”オマージュ=MECHANICS(技巧)”、“モネガスク=PLAYER(競技者)”、
“パルジョン=VENTURER(投機家)”、“ベルベット=DIVA(主役・プリマドンナ)”、
そしてこの”エクスカリバー=WARRIOR(戦士・勇士)”です。
こちらのモデルは「アストラル・スケルトンイヤー」とされた2015年に発表され、ブリッジやマイクロローターにアストラル(星形の)デザインが使われています。ブラックDLCコーティングされたチタンケースは一見アイアンのようですが、手に取ると驚くほど軽く、スケルトンから覗く幾重もの歯車やテンプが繊細な動きを見せます。
「アクが強い、クセがある」は褒め言葉。
ロジェ・デュブイは確かな技術と品質を携え、強烈な個性で世界中のファンを魅了しています。実物をぜひ店頭でご覧下さい。