ロレックス サブマリーナー

2024年04月15日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

ROLEXの新作モデルを始め、さまざまなブランドが今年も業界をにぎわせていますが、皆さまは気になるモデルはございましたか。

私としてはROLEXの新作ディープシー、「136668LB」の重量感や、ブルーの色味が気になるところです。

さて現在GMTでは「ダイバーズウォッチ特集」開催しております。

そこで今回はダイバーズウォッチの中でも象徴的なモデルであるROLEXのサブマリーナーについてご紹介したいと思います。

サブマリーナー誕生の歴史

皆さまもご存知のように水分は機械式時計にとって大敵です。

ROLEXは1905年の創設より常にこの課題に向き合ってきたブランドです。

特に顕著な成果としては、オイスターケースの完成をはじめとした3大発明が挙げられます。

そんな高い技術を要していたROLEXが1953年に開発したのがサブマリーナーです。

当時の広報部長兼ダイバーでもあったルネ=ポール・ジャンヌレ氏によって考案されたサブマリーナーは、1954年のバーゼルワールドにて正式にお披露目され、世界中で高い評価を受けることになりました。

飛躍した話にはなるかもしれませんがサブマリーナーの誕生が無ければ、エンジニアのための「ミルガウス」やパイロットのための「GMTマスター」、派生モデルとされている「シードゥエラー」は一体どうなっていたのでしょうか。

サブマリーナーは間違いなく現在にまで続くプロフェッショナルモデルの礎といえるモデルです。

さてそんなサブマリーナですが大筋に分別すると日付表示無しの「サブマリーナーノンデイト」と、日付表示有りの「サブマリーナーデイト」に分類されます。

それぞれに非常に魅力的なモデルが多く存在していますが、今回は「サブマリーナー ノンデイト」の歴代モデルから、直近第7世代と第8世代をご紹介します。

 

第7世代
Ref.114060

————————
製造期間2012年~2020年
ムーブメント:自動巻きCal.3130
防水性能 300m
ケースサイズ 40mm
————————
先代モデルのRef.14060Mではアルミニウム製ベゼルプレートを使用していましたが、セラクロムと呼ばれる独自技術のセラミック素材に変更することで、従来の課題であったキズや腐食に強くすることに成功しています。

また先代では中空だったブレスレットを全て無垢材に変更。

クラスプは工具を使わずに、ブレスレットの長さを微調整できるグライドロック・エクステンションシステムを搭載、ダイビングスーツの上からでも簡単に調整ができ、より実用的な性能となりました。

第8世代
Ref.124060

————————
製造期間2020年~現在
ムーブメント:自動巻きCal.3230
防水性能 300m
ケースサイズ 41mm
————————
Ref.5512/Ref.5513以来40㎜のケースサイズでしたが、1㎜UPの41㎜となりました。

わずか一㎜と微細な変化ではありながら、ケースサイズが大きくなったことで、ラグの幅やコマのサイズまでもが変更されています。

ラグは細く、コマは1㎜程幅が広くなったことで、くびれがあるような気持ちほっそりとしたシルエットになりました。

また搭載キャリバーは新世代ムーブメントと呼ばれ「Cal.3235」が搭載されておりパワーリザーブが70時間へとパワーアップしました。

しっかりとゼンマイを巻き上げた状態であれば2日間着用しなくても動き続けていますので、非常に実用的なモデルです。

いかがでしたでしょうか。

今回は「ダイバーズウォッチ特集」にちなんでROLEXのサブマリーナ ノンデイトの歴代モデルから直近の2世代をご紹介いたしました。

いずれ歴代デイトモデルも紹介できればと思いますので、楽しみにお待ちください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

RECOMMEND

PAGE TOP