時計史に残るコレクション【オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202BC.OO.1240BC.01】

2021年01月10日

GMTブログをご覧の皆様 こんにちは。

本日はロイヤルオークの中でも初期のクラシカルなデザインが引き継がれているエクストラシンから15202BC.OO.1240BC.01をご紹介いたします。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202BC.OO.1240BC.01 39mm ブティック限定モデル

ロイヤルオークといえば人気、定番共にブルーが挙がりますが、このモデルはそれとは対照的なピンクゴールドカラーが配色されています。ブルーのイメージが強いですが、こちらの色味も鮮やかで綺麗にそのデザインに溶け込んでいます。

素材は贅沢に全面ホワイトゴールドが使用されていますので、ワンランク上の輝きがこれでもかと感じられます。

ステンレスモデルに比べやはり重さは感じますが、言わずもがなロイヤルオークのフィット感は抜群。ゴールド素材の心地良い重量感をお楽しみいただけるのではと思います。

またシンプルな文字盤デザインとは対照的に、ケースバックはかなりの豪華仕様となっております。


搭載されているムーブメントはジャガー・ルクルトの代表ムーブメントとも称される超薄型機構cal.920をベースに改良されたcal.2121を使用。
このcal.2121、厚さは驚異の3.05mmです。また、後にこのcal.920は1978年に発表される永久カレンダーのベース機にもなっています。

cal.920は、当時同時期に発売されていたパテックフィリップのノーチラスや、ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズにもベース機として搭載されていることで知られています。

エクストラシンはなぜここまで市場価値が高く、人気を博しているのか?とお客様に問われることがありますが、その答えは、まさにこのムーブメントこそロイヤルオークがオーデマピゲの「傑作」と称される所以と個人的に解釈しています。

オーデマピゲは、複雑機構の開発や搭載において数多くの実績を残しています。
時計が好きな方ならば、オーデマピゲ=複雑機構という構図もお分かりいただけるでしょう。
実際、ロイヤルオークにもさまざまな機構を搭載した派生モデルが数多く存在します。

そんなオーデマピゲが、エクストラシンには初代から一貫してこのCal.2121を現代に継承している事実だけでも、当時からいかに完成され、特別なムーブメントであるかがうかがえます。

実際にこれよりもハイスペックな機構を備えたムーブメントは現代にもちろん存在いたしますが、名実共にロイヤルオークに相応しいムーブメントはこのCal.2121唯一つなのです。

これまでさまざまな機能やデザインで我々を楽しませ、驚かせてきたロイヤルオークですが、やはりエクストラシンはこれからもブランドにとって特別な一本であることは間違い無いでしょう。

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