当ブログをご覧の皆様こんにちは。
7月も本日を入れて、残すところあと3日となりました。
今月を思い返すと、7月14日に突然パテック・フィリップの新作発表が行われたことが印象深く残っております。
7月14日といえばフランス革命の日。
長年バーゼルワールドで新作を発表し続けてきたパテック・フィリップが、ウェブ上で新作発表を行うこと(行わざるを得なくなった…)は同社にとってまさに革命的な出来事だったのでしょう。
チャイム機構を文字盤側に備えたスケルトン文字盤のミニット・リピーター・トゥールビヨンRef.5303、ブルーのグラン・フー・エナメル文字盤のスプリットクロノグラフの新作Ref.5370P、ファン待望のイエローゴールドケースを備えた永久カレンダー×クロノグラフのRef.5270J。
どれも是非一度実機を拝見させていただきたいところ。
ミニット・リピーターの音色も気になります。
みなさんはどのモデルが一番心に留まりましたでしょうか。
本日は、話題が尽きないパテック・フィリップより、当店自慢のRef.5140コレクションをご紹介したいと思います。
Ref.5140は2006年に誕生した【グランドコンプリケーション パーペチュアルカレンダー】の名前のとおり、永久カレンダー、ムーンフェイズ、24時間表示を備えた複雑モデル。
厚さわずか9mmという薄さで、この複雑な機能をすべて可能としていることにはいつまでたっても驚きが隠せません。
Ref.5140は2016年に後継機Ref.5327が発表されたことで製造終了になっています。
Ref.5237との大きな違いはインデックスと針でしょう。
Ref.5140はバーインデックス、ドルフィン針が採用されているのに対して、Ref.5327はアラビアインデックスとリーフ針が採用されています。
好みになってしまいますが、個人的にはパテック・フィリップの伝統的なドルフィン針が採用されているRef.5140のデザインの方が好みです。
操作する時のリューズとの何とも言えない一体感をぜひ一度味わってほしいです。
また、ケースサイズの違いもポイント。
Ref.5140は「37.2mm」、Ref.5327は大き目の「 39mm」。
日本人男性の腕回りにちょうどいいサイズが「37mm」とされていることもあり、着用するうえで、Ref.5140の方が好ましいサイズ感とされている方が多い印象がございます。
逆に海外では大き目のRef.5327が好まれている模様…
Ref.5140は眺めながらお酒を飲み、美しさを楽しむだけでなく、実際に着用して楽しむことができるおすすめグランドコンプリケーションモデルです。
現在当店には、イエローゴールド素材のRef.5140J-001、ローズゴールド素材のRef.5140P-001、プラチナ素材のRef.5140P-001、プラチナ素材にダイヤインデックスのRef.5140P-013のご用意がございます。
今なら素材違いのモデルを店頭にてたくさん見比べることができるようになっております。