GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの青木です。
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機械式時計の楽しみの方のひとつとして、ケースカラーの経年変化があるのではないかと存じます。
ロレックス独自開発のエバーローズゴールドのように、経年劣化を抑えた素材が使用されていることも
魅力のひとつではありますが、何年、何十年と使い続けるたびに、
風合いがヴィンテージらしく変化していくことも、長く機械式時計をお使いいただく上での楽しみのひとつではないでしょうか。
本日はそんな経年変化をお楽しみいただけるお時計をご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくお時計は2019年に登場した
「IWC パイロットウォッチ オートマチックスピットファイヤIW326802」でございます。
スピットファイアは、1948年からイギリス空軍のために製造されていた
「マーク11ナビゲーションウオッチ」の
極めてシンプルな計器のデザインを忠実に再現したモデルとなっています。
時計の素材として最も主流なのはステンレスやゴールドでございますが、
こちらのお時計はブロンズをケース素材に採用しています。
ブロンズは高級感だけでなく、経年変化を楽しんでいただける素材です。
また、こちらのお時計はケース全体にポリッシュ仕上げを行うことで、
ブロンズ素材の高級感をより大きく引き上げています。
長く使用していただくことで、グリーンの文字盤と文字盤に赤く刻まれている
「SPITFIRE」の文字がコントラストを生み、ヴィンテージ感のある時計としても楽しんでいただけると思います。
IWCの時計のケースサイズは多種多様ですが、個人的にはこの時計の39mmというサイズ感は大き過ぎず、
それでいて時計の存在をしっかり主張してくれる、バランスの取れたサイズになっていると思います。
文字盤のグリーンとも相性の良いカーフスキンストラップは、腕に非常にフィットする作りとなっており、
心地の良い装着感を実現します。
大きい時計が苦手という方にもお勧めできる一本です。
こちらはムーヴメントにIWCが自社開発した「Cal.32110」が搭載されています。
パワーリザーブは約72時間、リューズの巻き上げに関しては両方向巻き上げが可能な設計になっています。
パーツの一部にはシリコン素材が用いられ、高い堅牢性を実現しています。
風防はサファイヤガラス製で傷に非常に強く、急激な気圧の変化にも耐えられるように設計されています。
対磁性能を高めるためにムーブメントには軟鉄製のインナーケースが採用されており、
磁力から効果的に時計を保護しています。
軍用時計が始まりということもあって堅牢性、耐久性は非常に高いものとなっています。
裏蓋には名前の由来にもなっている戦闘機「スピットファイヤ」の機体がエングレービングで施されており、
男心をくすぐる逸品となっています。
限定モデルなどでは、この戦闘機のデザインも変わる仕様になっているので
コレクションとして収集するのにもおすすめの一本です。
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