本日も当ブログをご覧くださりありがとうございます。
まだ6月中旬ではございますが、連日暑い日が続き、ダイバーズウォッチが気になる時期となってまいりました。
そこで今回は腕時計の防水性についてご紹介いたします。
防水時計というとロレックスのディープシーを連想する方も多いのではないでしょうか。
3900m防水という生身では到底潜ることのできない水圧にも耐えることのできるオーバースペックなダイバーズウォッチとして知られています。
そもそも時計の防水性能については「WATER RESIST 10BAR」や「生活防水」といった表記がございますが、
一体どの程度の防水なのか気になるお客様も多いと思いますので、簡単にまとめさせていただきます。
・ 2~3気圧防水、生活防水(WATER RESIST) → 汗、小雨程度
・ ~5気圧防水 → 皿洗い程度
・ 10~20気圧防水 → 水泳可能、潜水不可
・ 100m防水~ → 表示されている水深まで潜水可能
例えば「10BAR」や「10ATM」といった表記は「10気圧」を表し、10気圧は100mと同等ですので、
ちょっと水に入るくらいならば大丈夫な防水性になります。
ここで注目して頂きたいのが「20気圧防水」より「100m防水」の方が防水性能が高いというところです。
腕時計における「20気圧防水」を簡潔に簡単に表現しますと
「ゆっくり水中に沈めた際に200mまで耐えられる」ということを意味します。
水中で腕時計を着用したまま体を動かしますと、瞬間的に強い水圧が加わりますので、
実際に表記されている水深まで潜ってはいけないということになります。
対してダイバーズモデルなどに表記される「100m防水」は、その深度で活動することを想定した防水性になっていますので、
「20気圧防水」より「100m防水」の方が防水性能が高くなるのです。
ロレックスの腕時計はほとんどのモデルがオイスターケースを備え、
ダイバーズモデルでなくとも現行のオイスターは「100m防水」の性能を有していますので、
日常使用の際の防水に関しては、全く問題なくご使用していただけるでしょう。
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しかしながら、経年によって防水パッキンが劣化してしまったり、
ねじ込み式リューズがわずかに緩んでしまっているといった事態は起こり得ます。
また、お風呂などは温度によって内部の油やパッキンが劣化しやすいと言われていますので、
浴場でのご使用は避けていただきたいと思います。
加えて、水中でのリューズ・プッシュボタンの操作はメーカーも想定していませんので絶対に行ってはいけません。
ROLEX ロレックス デイトナ 6265 デイトナ表記無し シルバー MK1
基本的に浸水による故障は保証の対象外となり、有償修理となりますので、
防水性能を過信せずに使用していただきますようお願いいたします。
また、当社がご案内しております「安心サービス」は通常は保証されない浸水事故にも対応しておりますので、
より安心して時計を使っていただけます。
※本制度の補償内容と範囲についてはGMT安心サービス保証規定をご一読くださいませ。
有料オプションではございますが、事故による故障を幅広く保証いたしますので、時計を購入する際にはこちらも是非ご検討くださいませ。