魚マーク

2009年04月27日

はじめまして。撮影担当スタッフの濵中です。私は専門が写真ですので、時計についての詳しいお話は他のスタッフにお任せして、撮影中に気づいたことなどを思いつくまま書かせていただきます。

さて、私は仕事柄高価な時計を扱うことも多く、常に緊張感が伴いますが、ときにふと気持ちが和むことがあります。

それは例えばIWCやパネライなどでおなじみの「魚マーク」です。時計をセットしてライティングの調整をし、ピントを合わせた時にファインダーに浮かび上がる、ちょっととぼけた雰囲気の「さかな」。側面のカットの撮影中、見ている像は出来上がりの写真よりもピントの合う範囲が狭いので、魚マークだけにピントが合って見えます。

緊張の中のちょっとした息抜きです。

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【魚マーク from IWC】

防水性を表すこのマークは他にもジャガールクルトなどいくつかのメーカーで見ることができます。
過去に撮影した時計の中からいくつか探してみました。


【上からパネライ、ジャガールクルト、アラン・シルベスタイン】

ジャガールクルトはサメでしょうか。長い尾ビレと背ビレが特徴的です。
アラン・シルベスタインではこれ以上シンプルにすることができないくらいのデフォルメがかわいらしいです。

こんなものもありました。

古いIWCのもので、マークというよりはちょっとした絵のように凝ったマークです。

このような細かい点を見つけるのも楽しいものですね。

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