ケースにステンレススティールやゴールド、プラチナを使用しているロレックスに対して、チューダーが様々な素材を使用し始めているのをご存じでしょうか。
その中の一つがこちらです。
TUDOR チューダー ブラックベイ セラミック 79210CNU
「ブラックベイ ダーク 79230DK」や「ブラックベイ クロノダーク 79360DK」などブラックケースモデルは以前からありましたが、ステンレススティールにPVD加工が施されたものでした。
TUDOR チューダー ブラックベイ ダーク 79230DK
TUDOR チューダー ブラックベイ クロノダーク 79360DK 限定1181本
2019年のオンリーウォッチでセラミックケースのブラックベイが出品されているため、厳密にはブラックベイ初のセラミックケースではありませんが、流通している商品としては初のセラミックケースを採用したブラックベイです。
ベゼルはPVDコーティングのスティールですが、12時位置の三角も赤くなくブラックになっており、今までとは違うモデルという意味合いもあるのでしょうか。
また、新しくなったのはケースやデザインだけではありません。
新しい自社製ムーブメントMT5602-1Uを搭載しています。
ご覧の通り、以前のブラックベイではなかったシースルーバックを採用。
マスタークロノメーター(METAS)認証を受けた新ムーブメントを見ることが出来ます。
マスタークロノメーター(METAS)認定はオメガが積極的に採用してきた認定制度でオメガ以外で初めて、そして当たり前ですがチューダーで初めて採用した認定制度です。
このはMETASは「スイス連邦計量・認定局」による認定制度で、ケーシングされた状態で2つの異なる温度下、6つの姿勢差、2つの異なるパワーリザーブ残量状態で日差が5秒以内そして15,000ガウスの磁場環境でも精度が狂わないことが条件となっており、当然通常のCOSCと比べてもかなりハードルの高い認定制度といえます。
以前のブラックベイでは、ダイヤル6時位置に防水表記と「CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」表記の3行でしたが、初めて「BLACK BAY」の文字が記され、「MASTER CHRONOMETER」と記載。
新しい認定制度を受けたことによって表記も変わりました。
また、ブラックベイでは付属しなくなっていたファブリックストラップの替えベルトの付属が復活しました。
現在、ケースに採用しているのは経年変化に強いセラミックだけでなく、経年変化を楽しむシルバーやブロンズなどもあり、様々なチャレンジをしてきています。
今後のチューダーにも楽しみです。
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