本日もGMTブログをご覧頂きありがとうございます。
11月に入り、一気に年末を意識するようになりましたが皆様はいかがでしょうか。
昨日から7日間連続で、2021年新作モデルをピックアップしてご紹介しておりますが、
第2弾となる本日は、カルティエの新作について振り返りたいと思います。
個人的に印象的であったのは、新しいタンクの誕生です。
出典:https://www.cartierwatchmakingencounters.com/ja/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
紳士用では、メゾン初となるソーラーウォッチが発表され個人的には強い衝撃を受けました。
まず疑問に思うところとして、なぜ今ソーラー充電式時計を作るに至ったのか。
その経緯を考えるには、使われているベルトの素材から一気に紐解くとができるように思われます。
それが、”リンゴの端材などから作られた植物由来の素材“を使っているということです。
つまりリサイクル素材を用いること、また持続可能な自然エネルギーを使うことで環境問題に対する貢献を果たし、ユーザーへの問題意識を提起するきっかけにしたいと考えているのではないでしょうか。
これまでの歴史から考えても、カルティエは数多くの社会問題に向き合ってきましたから、今回の時計も同社らしい取り組みに感じます。
また、他社でも付属品の箱の素材を環境に配慮したものに変更する等の対応が見られますが、ウォッチメゾンとして時計という本質的なモノに対してアプローチをしている点、一歩先に進んでいるように思います。
一方婦人用では、レッド・ブルー・グリーンのモノクロームモデルが発表されました。
出典:https://www.cartierwatchmakingencounters.com/ja/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF#2%E3%81%A4%E3%81%AE%E9%9D%A9%E6%96%B0
CARTIERという文字と時分針しかない非常にシンプルなデザインながらも、洗練された印象があります。
ここ数年時計業界でブームとなっているのが、これまであまり作られてこなかった色彩の、カラフルな時計です。
1980年代に”マスト ドゥ カルティエ タンク ヴェルメイユ”というモデルが販売されており、こちらのオマージュとして誕生しております。
当時はレッド・ブルー・ブラックのカラーでしたが、トレンド感のあるグリーンがブラックの代わりに加わりました。
彩度としては深みのある印象ですが、実際の雰囲気としてはどの程度であるか気になります。
いずれも比較的手の届きやすい価格帯で、人気の出そうな予感です。
未だ販売されて間もないため、当店への入荷は少し先となりそうですが、入荷した際にはまた実機でご紹介させて頂きます。
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現在当店には1990年代~2000年代の年式のマストタンクの在庫がございます。
CARTIER カルティエ タンク マストタンクヴェルメイユ
CARTIER カルティエ タンク マストタンクS W1006354
現在在庫のあるマストタンクヴェルメイユはこちら
カルティエのファーストウォッチとしても是非お勧めしたい商品です。
皆様からのご利用をお待ちしております。