皆様こんにちは。
本日もGMTブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、創業当時からプロフェッショナルのための時計作りをしてきた
「Sinn(ジン)」の時計をご紹介いたします。
1961年にドイツ空軍のパイロットであったヘルムート ジンによって創設されました。
ジンの正式名称は“Sinn Spezialuhren zu Frankfurt am Main”(ジン特殊時計会社)といいパイロットウォッチや航空機の為のコックピットクロックなどを製作し、ドイツ人飛行士の手によって宇宙でも活躍してきました。
その中でも1997年に誕生した「EZMシリーズ」はドイツ警察・関税局・軍などの特殊部隊向けに作られたモデルです。
今回はその中からEZM3.Fをピックアップいたしました。
EZM3.Fは既存のダイバーズウォッチのEZM3を改修しパイロット(FLIEGER)ウォッチとして生まれかわったモデルです。
ダイバーズモデルとの違いをご説明いたします。
まず文字盤です。
ダイバーズではバーインデックスの内側にアラビア数字があしらわれ暗い水中でも容易に確認できるようになっていましたが、EZM3.Fでは瞬時に判別するためにあえてシンプルなバーインデックスのみとなっています。
またカレンダー表示はダイバーでは赤文字でしたが、白文字に変更されています。
次にベゼルです。
ダイバーズでは逆回転防止ベゼルに経過時間が分かるカウントアップ方式のですが、EZM3.Fでは両方向回転式のカウントダウンベゼルになっています。
ベゼルに刻まれたミニッツマーカーもダイバーズに比べると短くなっていてすっきりとした印象です。
ケースの見た目には大きな違いはありませんが、防水性能は50気圧から20気圧防水へ変更になっていますが、ケース厚も0.6mm薄くなっています。
20気圧もあれば日常生活では全く心配のいらない防水性です。
リューズの破損や装着感の向上のための逆リューズ、ドライカプセルや80,000A/mの高い耐磁性能も健在です。
EZMシリーズの中では、シンプルなデザインなのでお洋服にも合わせやすいと思います。
時計のラグ幅は20㎜になっており、メーカー、社外問わずラインナップの多いサイズですので、いろいろなベルトに付替えてお楽しみいただけます。
クラシカルなモデルからハイテクなモデルまで、魅力的なプロフェッショナルモデルをラインナップするジンですが、スペックに対し価格もかなり抑えられておりとても充実度の高いブランドです。
ぜひ、その魅力をお手に取ってご覧ください。
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今回ご紹介した腕時計はこちら
「SINN ジン EZM3 EZM3703.EZM3.F」