GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
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本日は「CITIZEN トリプルカレンダー 50343015」を紹介します。
1952年に国産初のトリプルカレンダーが付いた腕時計をシチズンが発売しました。
トリプルカレンダーとは月・日付・曜日の3つのカレンダー機構を搭載した時計です。
国産初なので当時としてはとても珍しく、特にポインターデイトの仕様は珍しかったと思われます。
ダイヤルの12時位置に月と曜日、外周に日付が備わっています。
月、曜日が英語表記の物もありますが当店の時計は日本語表記になります。
これだけで日本向けに製造された時計だとひとめで分かります。
外周の1~31の青い数字が日付で、その針先に黒いポインタが付いた真っ直ぐな針があります。
それがポインターデイトです。
写真の日付を見ると4月21日(土)ということになります。
6時位置のスモールセコンドが秒針になります。
日付と曜日の調整はケースの外周にあるプッシュボタンを押し込むことによってトリプルカレンダーの調整ができます。
当店の時計は発売年代から考えても60~70年近くが経過していると思われます。
そのためケースやリューズに痛みが見受けられます。
2021年4月に当社提携工房にてオーバーホールを行なっている時計になります。
ストラップもGMTオリジナルストラップに交換しております。
※ラグに変形があるので12時側のベルトが曲がって付いていますが、装着には問題ありません。
全てがオリジナルということではありませんが、国産の珍しいアンティーク時計をお探しのお客様におすすめできる一本となっています。
今回ご紹介した腕時計はこちら
皆様のご利用を心よりお待ちしております。