GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
2023年も残すところあと1ヶ月弱となりました。
皆さまはどんな1年をお過ごしになりましたでしょうか。
腕時計業界では、ROLEXにて待望の新型デイトナが発表となったほか、多くのブランドで興味深いモデルが発表されました。
今回の記事では、2023年新作時計特集の商品の中からこちらの腕時計をご紹介いたします。
TUDOR チューダー ブラックベイ 7941A1A0RU-0001
1970年代のサブマリーナを復刻したデザインを持つブラックベイ。
特徴的な針の形状から海外では通称『スノーフレーク』の名で愛されているデザインです。
日本では『イカサブ』の名称で親しまれています。
先代モデルである79230Rからダイヤル12時位置のマークが盾のマークに変わり、リベットブレスとなりましたが、今作でも引き続き同デザインが採用されています。
ケース径41㎜、ケース厚13.5㎜の存在感あるサイズはダイバーズウォッチらしく堅牢な印象を与えます。
リベットブレスも往年の名機を彷彿とさせながらも、現代的な堅牢さを感じる作りとなっており、バックル部のアジャスターも相まって抜群の着用感を誇ります。
防水性能は200mと日常生活だけでなくマリンスポーツ等にも活躍するスペックです。
文字盤上でもう一つ気になるのが6時位置に記された『MASTER CHRONOMETER』の文字です。
前作である79230Rでは自社ムーブメントであるCal.MT5602が搭載され、パワーリザーブが70時間となり、クロノメーターを取得するに至りました。
クロノメーターとは、時計について一定の品質や精度を保障するための規格であり、COSCと呼ばれるスイス公認クロノメーター検定協会にて厳しい検査を通過したもののみに認められるものです。
しかし、今回のモデルでは、そのクロノメーターを取得したうえで更に1万5000ガウスの高磁場での検査を行っています。
高精度且つ高耐磁性能。この2つを両立するのがMETASが制定するマスタークロノメーターという認定制度です。
2014年に誕生した比較的新しいこの認定制度は、OMEGAとMETASの共同によって制定されたということもあり、
今まではOMEGAの専売特許のようになっていましたが、OMEGA以外ではTUDORが初めて取得するに至りました。
高い技術力の証でもあるマスタークロノメーター認定のムーブメント。今後はTUDORでも搭載モデルが
増えていくのではないでしょうか。
過去にはROLEXのディフュージョンブランドとしての印象も強かったですが、マスタークロノメーターも取得しROLEXとの差別化を図るだけでなく益々目の離せないブランドとなったTUDOR。
2023年の新作7941A1A0RU-0001はそんなTUDORの全てを体感できる秀逸な1本となっています。
是非コレクションの1つに加えてみてはいかがでしょうか。
▼本日ご紹介した商品はこちら
TUDOR チューダー ブラックベイ 7941A1A0RU-0001
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。