街にイルミネーションが灯り、クリスマスソングが聞こえてくると、「今年はどんな贈り物にしようか」「一年頑張った自分へのご褒美は何にしようか」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
そんな特別な夜にふさわしいブランドとして、真っ先に思い浮かぶ名前のひとつがカルティエです。
カルティエは毎年のように、ホリデーシーズンを彩る魅力的なキャンペーンを展開しており、公式サイトでもギフトセレクションを集めた特設コンテンツなどを通じて、ジュエリー、ウォッチを“特別な日の贈り物”として、心躍るような世界観で届けてくれます。
赤いボックスを開ける瞬間の高揚感、ジュエラーとして培われた美意識、そして時計メゾンとしての確かな技術。
そのすべてが凝縮されたカルティエのメンズウォッチは、「時間」そのものを贈るようなロマンを持ったギフトと言えるでしょう。
本日のブログでは、ビジネススーツに品格を添えるドレス寄りの一本から、休日スタイルを程よく華やかにしてくれるスポーティーな一本まで、クリスマスシーズンにこそ選びたいカルティエのメンズモデルを厳選してご紹介していきます。
◆CARTIER カルティエ サントス デュモン LM WGSA0097 グレーラッカー
最初にご紹介したいのが、サントスの原点に立ち返った「サントス デュモン LM WGSA0097」です。
18Kイエローゴールドケースにトープグレーラッカーを組み合わせたこのバリエーションは、2024年発表の比較的新作ながら国内流通量も決して多くはなく、特別なクリスマスギフトとして所有欲を満たしてくれる一本と言えるでしょう。
近年、カルティエでは本数の発表はないものの実質的な限定商品である「ワンショット（単発生産）モデル」が複数発表されており、こちらも時計愛好家やコレクターの間で密かに注目を集めているレアピースとなります。
そして、ケースサイズも縦43.5mm×横31.4mmのスマートなプロポーション。
また、厚さわずか7.3mmという極薄ケースは、シャツの袖口にも干渉しない軽やかな着け心地を実現しています。
ラッカー仕上げの文字盤にゴールドカラーの針とインデックスが浮かび上がり、ブルーのカボションをセットしたリューズが、カルティエらしいジュエラーとしての気配を添えています。
心臓部には手巻きキャリバー430MCを搭載し、時、分のみのシンプルな表示に徹することで、初代サントスが持っていた「実用時計としての純度」を現代に再解釈した構成です。
同じサントスでも、ブレスレット一体型でスポーティに振ったサントス ドゥ カルティエと比べると、このデュモンはあくまでクラシックでエレガントなドレス寄り。
冬のフランネルスーツやタートルネック×ジャケットといった装いにしっとり馴染み、袖口からさりげなく覗いた瞬間に、大人の余裕を感じさせてくれます。
グレーのアリゲーターストラップと相まって、カルティエらしい上品さを強く感じさせる存在です。
◆CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ ウォッチ クロノグラフ XL WSSA0078
対照的なキャラクターとして取り上げたいのが、「サントス ドゥ カルティエ ウォッチ クロノグラフ XL WSSA0078」。
グレー文字盤×ステンレススチールケースの組み合わせに、日本限定220本という希少性が加わったスペシャルピースであり、まさに「知る人ぞ知る」一本です。
ケースサイズは縦51.3mm × 横43.3mm、厚さ約12.4mmのエクストララージサイズ。
加えて、ヘアラインとポリッシュを巧みに切り替えたベゼルやブレスレット、ビスモチーフなどによって、サントスならではの工業的な美しさが強調されています。
グレーの文字盤上には3時、9時位置の積算計と、6時位置にスモールセコンドおよび日付表示を機能的にレイアウト。
また、自動巻きキャリバー1904-CH MCが約48時間のパワーリザーブと100m防水を実現。
9時位置のボタンでスタートとストップを行い、リューズを押し込んでリセットする。
一般的なクロノグラフとは一線を画すこの独自の操作ギミックも、メカ好きの心をくすぐるポイントです。
クラシックなサントス デュモンが原点回帰のドレスウォッチだとすれば、こちらは、現代のライフスタイルに寄り添うスポーツラグジュアリーモデルです。
力強いブレスレットとボリューム感のあるケースは、ダウンジャケットやライダース、ニット×デニムといった冬カジュアルにも負けない存在感を放ちます。
クイックスイッチシステムでストラップ交換も容易なので、普段使いやアウトドア、あるいはクリスマスディナーなどシーンによって使い分けも楽しめます。
いかがでしたでしょうか。
同じ「サントス」の名を冠しながらも、両者が描く時間の表情は対照的です。
静かにワインを傾ける大人の夜に寄り添う、原点回帰の美学。
イルミネーション輝く街へ繰り出す休日に映える、現代的なタフネス。
この二本は、皆様が思い描く“理想のクリスマスの過ごし方”を、それぞれの形で腕元に体現してくれます。
それぞれのライフスタイルやこの先の時間の過ごし方を思い描きながら、“自分らしいクリスマス”にふさわしい一本をイメージしていただければと思います。
赤いボックスを開けるその瞬間が、皆様にとってかけがえのない思い出となりますように。
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◆CARTIER カルティエ サントス デュモン LM WGSA0097 グレーラッカー
◆CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ ウォッチ クロノグラフ XL WSSA0078
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最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。
written by GMTスタッフ
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