リシャールミル初の自動巻きモデル「RM005」

2022年12月01日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は「リシャールミル オートマチック RM005 ピンクゴールド」をご紹介いたします。

リシャール ミルとは2001年「腕時計のF1」をコンセプトに、モーブッサンなど複数の高級ブランドに携わった経験を持つフランス人 リシャール・ミルによって創業しました。

創業者であるリシャールミルは、時計技師でもデザイナーでもなく、コンセプターです。総合監修というポジションで時計作りに携わっており、時計制作を行っているわけではありません。

しかし、そのコンセプターであったことが、今までの常識に囚われない新しいアイデアを生み出してきたのでしょう。

使用する素材は、F1や航空宇宙産業などに使用されるチタンやカーボンなど最高品質。コストがかかろうと、加工が難しかろうと、こだわりぬいた素材を使用し、2013年には自社パーツ工房も設立されていますが、完全自社製である必要性は公言しておらず、時にはプロがいる外注で行っています。

企画、手間、最高品質の素材などからコストがかかり、1本1000万円前後の価格帯で販売し、中には億を超えるモデルも存在する超ハイブランドです。生産本数の少なさは希少性を生み出すためではなく、彼の一切妥協はしないコンセプトのから来ています。そして、このコンセプトを強く持ち、こだわった時計は多くの人たちに愛され、人気を集めています。

また、今ではリシャールミルは【成功者が着ける時計】というイメージをも持つブランドとなりました。

機械時計ブランドは長い歴史を持つものも多く、比較的新しいとされるウブロでも40年の歴史を持ちますが、リシャールミルはたった19年。これからどんな成長を遂げ、どんなモデルを生み出すのか大変楽しみなブランドでもあります。

本日はそんなリシャール・ミルのモデルが先日入荷いたしましたため、ご紹介いたします。

今回入荷いたしましたのは2004年に登場した「RM005」
瞬間切り替え式デイト表示を備えた初の自動巻き時計となります。

後継機であるRM010よりも一回り小さくはなりますが、45×37.5mmと十分存在感があるサイズ感です。

ムーブメントには「可変慣性モーメントローター」を持つキャリバー RM005を搭載しています。
可変慣性モーメントローターとは腕の運動量が少ない場合は巻き上げ効率を上げ、運動量が多い場合は巻き上げ効率を下げることが出来ます。ライフスタイルに合わせて巻き上げ効率を調整できるこの機能は特許を取得しており、意欲的なシステムとなっています。

他のモデルと同様にチタン製の地板を使用。
ケースは上品な華やかさを持つローズゴールド素材を採用し、リシャールだとすぐわかるトノー型です。

スケルトンダイアルであるRM010とは異なり、こちらのモデルはスケルトナイズされておらず、7時位置にはシンプルな3針日付機能を持ちます。

ショートサイズのベルトがついている為、手首回りのサイズ確認は必須で行っていただきたいところですが、スポーティさと上品さを兼ね揃えた大変オススメな商品です。

また、当店にはこちらのモデルの他にも「RM11-03」や「RM67-01」の在庫もございます。
ぜひ合わせてご検討くださいませ。

尚、商品は店頭にご来店いただきました場合、お手元にて状態をご確認いただけます。
大変高価なお買い物となりますため、ご不安な方もいらっしゃるかと存じます。

何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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