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腕時計の世界には、時代とともに姿を変えてきたものがある一方で、誕生当時のデザインを色濃く残しながら、長年愛され続けているものも存在します。
流行や技術が移り変わる中、半世紀以上にわたって基本的な形を守り続けていること。それは、時代を超えて支持される魅力があるからこそではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、1972年に誕生したオーデマ・ピゲの名作「ロイヤルオーク」です。
目次
1972年、時計業界の常識を変えた一本
ロイヤルオークが誕生したのは1972年。
当時、高級時計といえばゴールドなどの貴金属を使用したドレスウォッチが主流でした。
そのような時代に登場したのが、ステンレススティールを採用しながら、高級時計ならではの品質と仕上げを追求したロイヤルオークです。
デザインを手掛けたのは、時計デザイナーとして知られるジェラルド・ジェンタ。
八角形のベゼルに8本のビスを配した大胆な外観、ケースと一体感のあるブレスレットなど、従来の高級時計とは異なるスタイルが特徴でした。
当時は斬新だったその姿も、現在ではラグジュアリースポーツウォッチを象徴する存在となっています。
そして驚くべきことに、誕生から50年以上が経過した現在も、その基本的なデザインは大きく変わっていません。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.10
ひと目で分かる、特徴的な八角形ベゼル
ロイヤルオークを語るうえで欠かせないのが、八角形のベゼルです。
均整の取れた八角形と、8本の六角形のビス。
1972年の初代から受け継がれてきた、ロイヤルオークを象徴する意匠です。
直線的で力強い造形でありながら、決して無骨な印象だけでは終わりません。
ベゼルやケースには、ヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げが組み合わされており、光の当たり方によってさまざまな表情を見せます。
ステンレススティールの質感を活かしながら、高級時計らしい華やかさも感じられる仕上がりです。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.10
ケースとブレスレットが生み出す一体感
もうひとつ注目したいのが、ケースから自然につながるブレスレットです。
ロイヤルオークは、ケースとブレスレットをひとつの造形として捉えたような、まとまりのある外観が特徴です。
ケースからバックルへと向かって徐々に幅が変化するリンクは、全体にすっきりとした印象を与えています。
また、ブレスレットにもヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げが組み合わされており、腕の動きに合わせて美しい輝きを見せます。
正面から見た文字盤やベゼルだけでなく、ブレスレットまで含めた全体のバランス。
そこにも、半世紀以上愛され続けてきた理由が感じられます。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.10
落ち着いたグレー文字盤が引き立てる造形美
今回ご紹介する「15510ST.OO.1320ST.10」は、グレー文字盤を採用した一本です。
文字盤には、ロイヤルオークを代表する「グランド・タペストリー」模様が施されています。
規則正しく並ぶ立体的な模様は、落ち着いた色合いの中にも奥行きと表情を生み出しています。
グレーはステンレススティールとの相性も良く、ケースからブレスレット、文字盤に至るまで統一感のある仕上がりです。
また、光の当たり方によって文字盤の濃淡や模様の見え方が変化する点も魅力です。
個性的なケース形状を持ちながら、色使いは控えめ。
ロイヤルオークならではの存在感を楽しみつつ、上品な印象も感じられる組み合わせとなっています。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.10
変わらない外観と、進化を続ける時計づくり
初代と現在のロイヤルオークを見比べると、基本的なデザインが受け継がれていることが分かります。
もちろん、すべてが当時のままというわけではありません。
今回ご紹介する一本は、ケース径41mm、厚さ10.5mm。
自動巻きムーブメント「Cal.4302」を搭載し、約70時間のパワーリザーブを備えています。
また、世代を重ねる中で、ケースやブレスレットの形状、仕上げなどにも細かな改良が施されてきました。
ひと目でロイヤルオークと分かる姿を守りながら、時計としての性能や装着感を磨き続けてきたこと。
その積み重ねも、長年支持されている理由のひとつといえるでしょう。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.10
まとめ|半世紀を経ても色褪せない魅力
1972年の誕生から50年以上。
ロイヤルオークは、特徴的な八角形のベゼルや、ケースと一体感のあるブレスレットなど、独自のスタイルを守り続けてきました。
かつて革新的だったデザインが、時代を経て定番となる。
そして、年月を重ねても古さを感じさせない。
それこそが、名作時計と呼ばれる理由なのかもしれません。
今回ご紹介したグレー文字盤の「15510ST.OO.1320ST.10」は、そんなロイヤルオークの伝統を現代に受け継ぐ一本です。
ぜひこの機会に、半世紀以上にわたって愛されてきたデザインの魅力をご覧ください。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.10
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