IWC アクアタイマー

2013年01月21日

はじめまして、江花と申します。今回、ブログに初挑戦です。いたらぬ所も多いかと思いますが、以後温かく見守っていただければと思います。

 
 
一月も半ばを過ぎ、まだまだ寒い日々が続いておりますが、お天気に恵まれた休日に、ドライブがてら大好きな新江ノ島水族館に行ってきました。

新江ノ島水族館は東京近郊の水族館の中では特にクラゲや深海生物の展示が充実しており、不思議な生き物好きな私のお気に入り水族館の一つなのですが、今回はそれに加え有人潜水調査船「しんかい2000」の展示が始まっているということで、ワクワクも普段の倍でした。

「しんかい2000」は、その名の通り水深2000Mの深海まで潜航することの出来る調査船として、1981年に誕生してから海底の天然資源や地形、深海生物の調査など多岐にわたり活躍し、人類の探究心の手助けをしてきた素晴らしい船なのです。
 2002年にその役目を終えた「しんかい2000」は昨年の七月から新江ノ島水族館にて展示が開始され、私が見に行った日も、ちびっ子たちからの熱い視線を受け、誇らしげに鎮座しておりました。
 この船が、カブトクラゲやリュウグウノツカイと一緒に、光も届かない未知の世界を潜航していたかと思うと感動もひとしおでした。

 
 
 
さて、今回はそんな「しんかい2000」と同じ水深まで連れてゆくことのできる腕時計、IWC「アクアタイマー」をご紹介いたします。(そもそも論を言ってしまうと、「2000Mも潜りませんが。」という方がほとんどではあるかと思いますが、そこは男気溢れるIWCの心意気として受け止めていただきたいのです…。)

 
1967年、IWC初のダイバーズウォッチとして発表された「アクアタイマー」は、200M防水に回転式インナーベゼル仕様と、初代からかなり本格的なスペックですね。
以降、「しんかい2000」に遅れること一年後の1982年に、旧西ドイツ軍からの要請を受け開発された、伝説のチタン製時計「オーシャン2000」が誕生しました。ポルシェデザインによるスタイリッシュなルックスと2000M防水という高深度対応を実現させ、当時クォーツ時計の台頭により傾いたIWCの経営立て直しに貢献するとともに「IWCダイバーズウォッチ」の地位を確実なものとし、現在でも歴史的傑作モデルとして高い人気を誇っています。
 また、1997年にゴールド(G)、ステンレス(S)、チタン(T)と三種類の素材を展開するスポーツライン、「GSTシリーズ」より「GSTアクアタイマー」、1999年に機械式水深計搭載で、そのあまりに複雑な機構ゆえ、開発に五年の歳月をようし、限定生産として発売された「GSTディープワン」と画期的なモデルの発表を続けました。
 
2004年には初代アクアタイマーとディープワンからの影響を色濃く映したインナーベゼル仕様のアクアタイマーが登場しました。

IWC

そのすっきりとしたデザインと現行モデルよりも2mm小さいサイズ感は、スポーティーな中にも上品さをただよわせ、個人的には歴代のアクアタイマーの中で最も魅力を感じる一本です。

IWC アクアタイマー

スーツにも無理なく合いそうですね。
 
そのようなモデルチェンジを経て2009年、アウターベゼルにサファイアクリスタルコーティングを施し、現行モデルとほぼ同じ顔になったアクアタイマーが発表されました。

IWC アクアタイマー

ケースが44㎜にサイズアップし、針やインデックスのみならず、その個性的なベゼルにも発光力抜群のスーパールミノヴァが使用され、暗闇でも視認性に優れた造りになりました。
また、工具などを使わずに簡単にブレスレット交換ができるシステムを採用したりと、とことん実用性にこだわったこの時計はまさにIWCの「質実剛健」と表現されるブランドイメージにふさわしいモデルへと進化を遂げました。

IWC アクアタイマー

男性の腕には存在感を放つこちらのモデルが映えますね。

現在すでに生産を中止している、インナーベゼル仕様のアクアタイマーとアウターベゼル仕様のアクアタイマー、さらに2011年にブレスレットが全面ヘアライン仕上げになり、よりシックな印象に生まれ変わった現行アクアタイマーが店頭やホームページにてご覧になれます。

IWC アクアタイマー

ご興味のある方は是非。

GMTのアクアタイマー一覧はこちら

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