10年以上前になりますが
東京都庭園美術館 (現在改装工事のため休館中) でおこなわれたヨーロッパのジュエリー展での話です。
ずいぶん古い時代から最近のものまで歴史を辿っていくという趣旨だったと思います、
特にティアラやカメオが多かったような記憶があります。
昔のティアラやジュエリーは
なんだか大味でダイヤモンドもあまり輝いていません
ただ使用している異常なほどの石の量、金属の量には圧倒されました。『これって今の金額にしたらと。。下品な想像をしてしまいます』
古い時代から順に見ていくと、 縄文土器がいきなり青磁に変化したようなガラッとジュエリーの様子が変わる瞬間(時代)があります。
プラチナの加工技術を人類が手に入れた瞬間でした。その中でも一際輝いて洗練されたデザインのティアラがあります。
説明書きを読むと、そこに小さく○○○○年カルティエ製と書いてあり、えっ！こんな時代からやってるの！！と創業年など知っていたにもかかわらず改めて驚いた記憶があります。
いくつもティアラが並んでいる中、優れたデザインのものは全てカルティエのものでした。
なんだか現代のジュエリーデザインはカルティエがなければ、違ったものになっていたのかと思ったぐらい “ こんな時代 ” からカルティエはカルティエをしておりました。
100年200年 常に最先端を走り続けていること なんだか人智を超えていると言っては大袈裟でしょうか
そんな歴史あるカルティエですが9月3日より値上がりいたします。
一部モデル値上がり（例
パシャC 468,000円 → 508,000円
ミスパシャ 268,000円 → 298,000円
サントスガルベSG SM 508,000円 → 568,000円
一番人気のタンクフランセーズSM ホワイトは 318,000円 が2万円アップの 338,000円
メンズで人気のカリブルも5万円、ロードスタークロノグラフは 828,000円 が 908,000円 と大幅に値上がります。
カルティエご購入をご検討いただいている方は、お早目にどうぞ(9/2日まで)
http://www.gmt-j.com/maker/CARTIER
written by GMT
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