パネライの時計が欲しい！でもパネライのシリーズ、サイズ感がいまいち分からない、全部同じに見えるという方に参考にして頂ければと思います。
現在パネライには様々なシリーズ、サイズ展開があります。
大きく区分けするとルミノール、ラジオミールの二つに分けられます。
（一部のレアモデルは除く）
先ずはルミノール、40mm、42mm、44mm、47mmのケースサイズがあります。
40mmケースは長く生産されていましたが現在は生産終了になっているモデルがほとんどです。
パネライが欲しいけどサイズ感が気になる方におすすめです。
パネライ時計が全盛期の頃には女性の方が着けているのもよく見かけました、女性の方にもおすすめしたいサイズです。
【パネライ ルミノールクロノグラフ 40mm PAM00121】
44mmケースは従来のレギュラーケースと自社ムーブメント搭載の１９５０ケースの二つに分けられます。
レギュラーケースは手巻きの汎用ムーブを搭載するモデルが沢山ございます。
１９５０ケースは現行の自動巻きもモデルが主なモデルになります。
左：【パネライ ルミノールベース 44ｍｍ PAM00112】
右：【パネライ ルミノール1950 3DAYS GMT パワーリザーブ 44ｍｍ PAM00321】
上画像の2つは同じ44mmのケースサイズですがサイズ感が異なります。
１９５０ケースの右の方が少し厚みがあり、ラグがシッカリしている為 装着した時に大きく感じます。
時計は一般的にケースサイズ（横の直径）でサイズ表記をしていますが、実際時計を付けた時にサイズ感を決めるのは厚み、ラグのサイズ感が重要です！
左：【パネライ ルミノール マリーナ 1950 3DAYS オートマティック 44mm PAM00312】
右：【パネライ ルミノール ベース ロゴ 44ｍｍ PAM00000】
左：【パネライ ルミノール ベース ロゴ 44ｍｍ PAM00000】
右：【パネライ ルミノール マリーナ 1950 3DAYS オートマティック 44mm PAM00312】
47mm１９５０ケースはパネライらしい存在感抜群のモデルが沢山あります。
ヴィンテージ調のヒストリックコレクションライン。
代表的なモデルはやはりＰＡＭ００３７２、シンプルながら主張が強くこれぞパネライと言わんばかりのモデルです。
【パネライ ルミノール1950 3DAYS 47ｍｍ PAM00372】
47mmの１９５０ケースは44mmとデザインが違います。
１９４０年代にクッション型のラジオミールからルミノールへと進化をした過渡期のケース形状になり、ラグ、ケースのエッジが特徴的です。
左：【パネライ ルミノール マリーナ 1950 3DAYS オートマティック 44mm PAM00312】
右：【パネライ ルミノール1950 3DAYS パワーリザーブ 47ｍｍ PAM00423】
続いてはラジオミールです。
突き出たラグを持たないクッション型のケースとラグがあるラジオミール１９４０シリーズに分けられケースサイズは42mm、45mm、47mm、48mmになります。
レギュラーケースのラジオミールは突き出たラグとルミノールのように竜頭プロテクターがない為、ルミノールのサイズ感より実際小さく感じます。
例えばルミノール44mmよりラジオミール45mmの方が装着感は少し小さい印象を受けると思います。
左：【パネライ ラジオミール ブラックシール 45ｍｍ PAM00183】
右：【パネライ ルミノール マリーナ 1950 3DAYS オートマティック 44mm PAM00312】
ラジオミール１９４０は本体一体型のラグになっている為、強度が高く１９４０年頃のタフなデザインを再現しています。
文字盤はヴィンテージ調ですが、ルミノールとラジオミールをあわせたようなデザインの仕上がりは実にモダンです。
小ぶりで装着感重視でパネライを検討している方にはラジオミール１９４０ 42mmがお勧めできます！
搭載しているパネライ自社キャリバーＰ.９９９はパネライの中で最も小さく薄いキャリバーになります。
【パネライ ラジオミール 1940 3DAYS 42mm PAM00512】
パネライ初心者の方がパネライ選びをする際に組み合わせなどによって何百種類あるラインナップの中から好きなモデルを選ぶのは中々難しい作業になると思います。
今回の事を踏まえて機能、デザイン、文字盤の色などの好みを決め、モデル選びをすると少し選び易いのでないでしょうか。
パネライ選び初級編として参考にして頂ければと思います。
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written by GMT
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