こんにちは。店舗スタッフの竹内です。
多くのお客様とお話していく中で、人それぞれの時計選びのこだわりだったり
色んなエピソードだったり聞かせて頂く機会が沢山あります。
毎日がとても充実しています。
まだまだ出来ないことばかりで毎日課題が増えていく日々ですが
これからやってくる新年度も元気に頑張りたいと思います。
さて、今回も私が日々のご案内の中で気になっている時計を選ばせていただきました。
カルティエのサントスについて書きます。
ルイ・カルティエは、1800年代後半にブラジル人の有名な飛行家、
アルベルト・サントス・デュモンと出会いました。
会話する中で彼の“飛行中に時刻を確認できる腕時計がほしい”という思いを知った
カルティエは、その思いを叶えるべく構想に入ります。
そして1904年、この時代は懐中時計が主流だったのですが、
“飛行中に手を離さずに時刻を確認できる”ものとして、
本格的な腕時計「サントス」が製作されました。
飛行家だけでなく多くの男性が注目したそうです。
GMTにある中古品から幾つかご紹介いたします。
【サントス100LM ピンクゴールド W20095Y1 CARTIER】
https://www.gmt-j.com/item/3717001310621
2004年に発表されたサントス100。
ケースのビスは、飛行機のパーツをつなぐネジをモチーフとしており
ケースの角が丸みを帯びているのは
機体に時計がぶつかっても傷をつけないように、しているんだそうです。
大きなケースのおかげでサントスならではの特徴をはっきりと確認することが出来ます。
肌なじみの良いピンクゴールドのケースとクロコストラップの組み合わせ。
男性的かつ宝飾ブランドならではの華やかさを兼ね備えています。
サントス100が発表された翌年の2005年、
飛行家サントスの最後の愛用機「ドゥモワゼル号」から名付けられたのは
女性向けの時計、サントスドゥモワゼルです。
【サントス ドゥモワゼル YG SM W25063X9 CARTIER】
https://www.gmt-j.com/item/3717002711854
1980年代に登場したフェミニンウォッチ「パンテール」と「サントス」、
両方のデザインを融合してうまれました。
その完成度はサントスデザインの最終型と言われるほど。
ジュエリー要素がグッと高まった一本で、カジュアルにもフォーマルにもお使いいただけます。
世界で初めて開発され、一般向けにも販売された本格的なパイロットウォッチ
「サントス」
時計を腕に巻くというのは当時の人々からしたらかなり斬新なアイデアだったのではないでしょうか。
それを世界に発信し、機能性や実用性と宝飾店ならではのデザイン性を兼ね備えることで人々の心を掴んでいったのですね。
その原動力はカルティエが友人をおもう気持ちにあったのでしょう。
このエピソードが好きだという方が多いそうなのですが納得できる素敵なお話ですね。
2点とも中古の商品ですが、状態はとてもきれいです。
店頭に並んでいます。ぜひ、実物も御覧下さいね。
サントスドゥモワゼル以外にもレディースの中古商品多数ございます!
レディースの中古時計について→
https://www.gmt-j.com/html/used_l/index.html