先日発表されたシチズンのトゥールビヨンモデル「シチズン トゥールビヨン Y01」かなり話題になりましたね。
マニュファクチュールブランドなのですが、どうしてもクオーツのイメージが強いシチズンによるトゥールビヨンだから話題になったのでしょうか。
先日、独立時計師の浅岡肇氏もツイッターで触れ、自身のトゥールビヨンも宣伝していましたね。
そんな話題のトゥールビヨンですが、当店にもトゥールビヨンモデルが新たに入荷しました。
カルティエ タンク アメリカン・フライングトゥールビヨン W2620007
https://www.gmt-j.com/item/3717002174239
カルティエのラグジュアリーモデル「タンクアメリカン」に搭載されたトゥールビヨンは所謂「フライングトゥールビヨン」といわれ、表にブリッジがないタイプのもので、見た目にもきれいな上にトゥールビヨンの動きを良く見ることが出来ます
また、このムーブメント「Cal.9452 MC」はジュネーブシールを取得しており、精度面だけでなく、美しさにもこだわりのあるモデルです。
ダイヤルについてもかなり作りこまれた特別なものになっています。
ギョーシェ彫りを施したダイヤルに透かし彫りのグリッドを重ねインデックスやロゴが浮かび上がった立体的な仕様
アールデコ様式のレクタンギュラーケースのクラシカルさにアヴァンギャルドが合わさった実にカルティエらしいモデルに仕上がっています。
様々な複雑機構があるなかでもトゥールビヨンは何か特別なものを感じます。
ずっと同じ姿勢による姿勢差や重力によるずれを解消するために200年以上前にアブラアム=ルイ・ブレゲによって開発された機構で、当時は懐中時計のため一定の姿勢が前提とされており、現在では意味をなすものではないといわれていますが、それでも重力からの解放というテーマにロマンを感じずにはいられません。
そのため、高額になりがちなトゥールビヨンが現代でも人気なのでしょう。