ブルガリアヨーグルトにハマってます。
みなさまこんにちは。店舗スタッフの添田です。
果物が入ったものもありますが、プレーンが一番ですね。
先日入荷したお時計の中でも、
一度見たら(個人的に)忘れられないモデルがあったのでご紹介いたします。
VACHERON CONSTANTIN
マルタ スケルトン・トゥールビヨン 30067/000P-8953!
表から見ても裏から見ても美しいですね・・・!
ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年、
ジャン=マルク・ヴァシュロンによって創業されました。
世界三大時計のひとつであり、
世界最古の一つに数えられる超名門時計メーカーです。
1955年のジュネーブ平和会議にて、
アイゼンハワー大統領など各国首脳に時計を贈呈したという逸話もあります。
腕時計の世界三大複雑機構に数えられるトゥールビヨンですが、
いったい何がどうすごいんだろう?
ということでわたくし、勉強してまいりました!
時計の精度を保つうえで、一番の敵になるのは「姿勢」です。
常に同じ姿勢で動いていると、
繊細なヒゲゼンマイは自らの重みで下にたわんでしまい、
ガンギ車に注油したオイルも偏ってしまいます。
姿勢差によって誤差が変化してしまうんですね。
この問題を解消するために開発されたのが、
フランス語で「うずまき」という意味を持つトゥールビヨンです。
機械自体を回転させる事によって、姿勢を平準化しています。
通常は秒針が取り付けられている「四番車」の上に、
「キャリッジ」と呼ばれるパーツを配置して、
その上に脱進機と調速機を載せている仕組みになっています。
四番車を固定し、キャリッジが回るよう設定し、
60秒で一回転するように作られています。
この仕様によって、テンプとガンギ車は均等に動作できるようになり
ゼンマイのたわみ、油の偏りが均一化され、姿勢差が解消されます!
・・・難しいです。
部品数が増えることはもちろんですが、
各部品を極めて軽く、高精度に作る必要があり、
微妙な調整など組み立てにも高度な技術を要することから
20世紀後半では、製造できる職人は10人にも満たないとされていました!
そしてこの美しさです~!!
2000年に登場し、シンボルでもある「マルタ十字」に由来するこのシリーズには、
現代的デザインと伝統的技術が集結されています~!!
当店では中古品で1点のみお取扱いがございます!
ぜひぜひ、店頭でご確認くださいませ~!