ＧＭＴブログをご覧の皆様こんにちは。店舗スタッフの上原です。
早いもので、年の瀬も押し迫り本年も残りわずかとなりました。
仕事納めの準備でお忙しい方も多いのではないでしょうか。
本日は、そんな一年の終わりにＧＭＴに入荷してまいりました魅力的なお時計をご紹介いたします。
F.P.ジュルヌより「クロノグラフ モノプッシャー ラトラパンテ」です。
独創的なデザインと、それに伴う複雑機構で知られるF.P.ジュルヌですが、
このモデルの美しさをご覧ください。
既存のどのようなクロノグラフにもない、エキゾチックな顔立ちを持っています。
ケースからブレスに至るまで、すべてチタニウムで作られたスレートカラーの中に
白のスーパールミノバのアプライドインデックス、インダイアルとデイト表示の深紅が絶妙に絡み合い、
腕につける現代芸術の域に達しています。
アルミニウムやチタニウム製のブレスタイプのサンティグラフ同様、インダイアルがトランスパレント化され、
内部の機構が少し見えるところも心憎い造形です。
この時計は2017年のonlywatchにて、CHF1,150,000-(日本円で約1億3110万円)で落札された「クロノグラフ・モノプッシャー・ラトラパンテ・ブルー」をベースに作られ、
2018年に発表されたモデルです。
ベースになった「クロノグラフ・モノプッシャー・ラトラパンテ・ブルー」はオレンジカラーの革ベルトが付けられ、
ブルーのダイアルに深紅のタキメーター、グリーンの針とインデックスのコントラストが大変に美しい個体でしたが、
onlywatchのために新しく引いた図面を活用し、新たに作られたRG・プラチナ・チタニウムの3種の素材の時計も負けず劣らず美しくございます。
むしろデイト表示が付いた分、こちらのほうが実用性には長けているかもしれません。
「ラトラパンテなのにプッシュボタンが２つしかないのか」と、疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モノプッシャーの名前が示す通り、この時計は2時位置のボタンでスタート・ストップ・リセットまで操作が可能で、
4時位置のボタンがスプリットセコンド用に操作できるようになっています。
シースルーバックからは手巻きムーブメント「Cal.1518」がご覧いただけます。
こちらはラトラパンテにビッグデイトが搭載された、2018年1月に発表されたムーブメントでございます。
これだけの機構を備えながらも、厚さは約6.8mmと非常に薄く、F.P.ジュルヌの高い技術を感じることが出来ます。
バックル部分は可動式となっており、いつでもどこでも5ｍｍほど簡単に伸ばせるような仕様になっています。
これだけの複雑機構を内包しながら、重さは76gと非常に軽量。
着けていることを忘れてしまうほどの着け心地を実現しています。
デザインの独創性、視認性、実用性、どこをとっても比類ない素晴らしい時計です。
当店でも初めて入荷する商品で御座いますので、
ぜひこの機会に世にも珍しいコレクションをご検討くださいませ。
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written by GMT
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