夏といえばこれです

2020年05月16日

皆さんこんにちは。
暖かい日が続き薄着になり、いわゆるデカ厚時計が映える季節になってきました。
今日はデカ厚の代名詞ともいえるパネライからおすすめの時計をご紹介いたします。

ルミノールマリーナ オートマティック 44mm PAM00104
https://www.gmt-j.com/item/3717009523290

コンテンポラリーコレクションの定番ともいえる人気モデルです。
古くからのパネライファンの方は、パネライといえばこのモデルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

様々な場面や服装で使いやすいデザインは普遍的で長くお使いいただける
シンプルなデザインです。

文字盤は12時と6時のインデックスのみアラビア数字で他はバーインデックス。
9時側にスモールセコンドと3時側にカレンダーと、スタンダードな配置ですが
特徴的なのはカレンダー部分に配された拡大レンズです。

拡大レンズというとロレックスのサイクロップスレンズが有名ですが、
サイクロップスレンズはガラスの表面にレンズが付いていますが
パネライの場合はガラスの裏面についているので、ガラス表面はフラットで、レンズ部分には傷が付かない造りになっています。

2002年に登場してから2017年までと生産期間が長く
最初期のモデルではフォールディングバックルにバックルを開くための
ボタンが付いていないなど年式によって細かな仕様の違いがあります。

こちらの商品は2005年(H番)製でバックルにボタンが付いています。

文字盤にも年式による違いがあります。
この商品の文字盤がこちら

2016年(S番)製の参考画像がこちら

6のフォントが異なっているのがお判りいただけますでしょうか。

上の画像では6のマルの部分で線が離れていますが、下の画像では
くっついています。

2006年(I番)の途中からフォントの変更が行われているようですので、初期の5年間ほどしか使われていないフォントになっています。
細かな違いですが、以降の年式にはない特徴ですので、ちょっとした
満足感も得られるのではないでしょうか。

2017年には後継機のPAM01104にバトンタッチし、ムーブメントの変更も
受けていていますが、時計本体の見た目の違いはほとんどなく、
デザインの完成度の高さを感じさせます。

また、ムーブメントの性能もパワーリザーブが約42時間から約50時間になった程度であまり変わりませんので、今後も長く飽きずにご愛用頂けると思います。
逆にPAM01104ではホールディングバックルから尾錠に変更になるなど
PAM00104のほうが優れた部分もあります。

さらにひとひねり加える場合は、インデックスがすべてアラビア数字になった
PAM00164も現在ご用意があります。
インデックスの変更だけでもかなり印象が異なります。
インデックス以外の仕様はPAM00104と同一です。

ルミノール マリーナ オートマティック 44mm PAM00164
https://www.gmt-j.com/item/3717009503476

 

どちらの商品も「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。
PAM00104で60回払いの場合、月々のお支払いが¥8,400でお求めいただきます。
(初回のみ¥12,400になります。)
パネライの時計が月々1万円を切る価格で、お求めいただけるというのは大変魅力的です。
是非この機会をご利用ください。

written by

あの時計をお得に手に入れるGMTの便利な機能

2020年05月15日

本日も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

只今、GMTでは「プライスダウンセール」を開催しております。
1,000本以上の時計をお買い得にご購入いただけるチャンスです!
ぜひこの機会にご利用ください。

さて、皆様は「この時計欲しいな!でもちょっと予算に届かないな、、、」と思ったことございませんか?
そんなときに是非ご活用いただきたい、GMTドットコムの魅力的な機能をご紹介いたします!

それは『欲しいリストへ登録』です!

そもそも「欲しいリスト」って何?と疑問に思うお客様もいらっしゃると思います。
「欲しいリスト」は簡単に言うと価格が変更されたり、キャンペーンの対象になったりなど
欲しい商品がよりお得になるとメールでお知らせしてくれる便利な機能です。

それでは活用方法を3Stepで解説していきます!

 

■STEP1. 欲しい商品を見つけて「欲しいリスト」に追加

欲しい商品のページ内にある「欲しいリストに追加」のボタンを押す。
(マイページへのログイン後になります。)

 

■STEP2. 欲しい商品がマイページに登録されたかを確認

マイページ内の上部の「欲しいリスト」を押して、登録した商品のリストが入っていることを確認してください。
※中古商品など、1点限りの商品は他のお客様に先を越されてしまう場合がございますので、お求めはお早めに!
※同一商品の中古在庫点数も表示していますので、「SOLD OUT」になっても他の商品を探すことができます。

 

■STEP3. 欲しい商品が安くなるのを待つ

欲しい商品がリストに入ったことを確認したら、値段が下がる機会を待ちましょう!
メールで届くだけでなく、GMTドットコムのトップページ内の「商品に関するお知らせ」という項目にも
欲しいリストに入れた商品の値下げ情報などが掲載されます。

GMTではお客様の「欲しいリスト」を常にチェックしており、「欲しいリスト」に入っている商品を中心に展開する値下げセールなども
開催することがあります。

是非「欲しいリスト」をうまく活用して、お得に楽しくウォッチライフをお過ごしください!

written by

マスターバンカーが2種類入荷しました

2020年05月14日

当ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

本日はフランクミューラーの代表作の一つである「マスターバンカー」が発表された
90年代のケースサイズで2種入荷したので紹介させていただきます。

フランクミュラー ラウンド マスターバンカー ハバナ 3802MB HV

まずは機能の紹介ですが、12時位置と6時位置のインダイヤルで第二時間帯、
第三時間帯を表示することで合計3か国の時間が一度に確認できるというもので、
「マスターバンカー」の名の通り
ニューヨーク、ロンドンそして東京の世界三大証券取引所にセットして使用するなんて使い方もクールですが、
このモデルは他のGMT機能の時計と異なり、分単位の設定ができるので
時差3時間30分のインドの時間に合わせるなんて事もできてしまいます。

そして気になるのがリューズ1本でどう3つの時計を合わせるのか、ですが
リューズを一段引いた状態で上に回すと12時、下に回すと6時位置の時計が剣回しでき、
もう一段引いてセンターを合わせます。

制作期間に2年を費やしフランクミューラー氏も後に最も思い入れのある1本として語ったといわれるモデルです。

1本目の「3802MB HV」ですが最近でめっきり見かけなくなったラウンドケースのモデルで、
しかも36mmというケースサイズが特徴です。
所謂「初期フランク」の一本でパテックフィリップへのオマージュでもあるオフィサータイプのラグなども魅力です。

そしてダイヤルは1920年代のキューバをイメージした「ハバナ」クサビ型インデックスにシンプルな夜光のアラビアがヴインテージライクでカッコ良いです。

またフランクではあまり採用されないバックスケルトンもポイントです。

2本目はこちら
フランク・ミュラー マスターバンカー 2852MB

フランクミューラーといえばこの「トノーカーベックス」に
シルバーギョウシェのダイヤルがど真ん中のデザインです。

メンズの「トノーカーベックス」のサイズ展開のなかでは
最小になる43x31mmの「2852」ケースは90年代から採用されており
ベースの「2851」を量産用にモディファイさせたブランド初期の雰囲気を感じられるケースです。

ケースの厚も次に大きいサイズの「5850」と比べても、2mm近く薄いのも上品で
個人的には「トノーカーベックス」のなかで一番好きなケースです。

今回入荷の個体は保証書日付が2009年になっていますが、
この頃ですと時計のトレンドはデカ厚が定着していたので
「2852」での流通はほとんどなかったと思われます。

そういう意味では貴重な1本といえます。

今回紹介した2本は近年の大ヒットシリーズ「ヴァンガード」コレクションとは
またイメージの違うブランド初期の作品という事で紹介させていただきました。

ご愛読ありがとうございました。

written by

各ブランド 動画の試み

2020年05月13日

日頃よりご愛顧頂き誠にありがとうございます。

新型コロナウィルス感染拡大防止に向け、GMTはお客様はもちろんのこと、弊社従業員およびパートナー様などすべての人々の健康と安全を最優先に考えております。
当面の間、店舗は完全予約制とさせていただきます。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

なお、オンラインサイトは引き続き営業しております。
日々新着商品を掲載させて頂いておりますので、ぜひご利用ください。

自宅での時間が主になる中、WEBや動画の存在感がさらに増しているように思います。
各ブランドがモデル紹介以外にも様々な動画を公開しています。

下記のA.Lange & söhneの動画では仕上げやエングレーヴィングの過程を見ることが出来ます。
映像自体がとても美しく思わず見ってしまいます。

こちらは自社で製造しているひげゼンマイについてです。
マニュファクチュールをうたっているブランドでもひげゼンマイは外注という事が多いですがランゲ&ゾーネの技術力の高さを改めて知ることが出来ます。
英語の字幕がついており、またYouTubeの自動翻訳にて日本語の字幕にすることも可能です。

こちらではパテック フィリップ・ミュージアムについてパテックフィリップの名誉会長フィリップスターン氏が教えてくれます。

また、時計ではなくジュエリーについてのものですが、ヴァン クリーフ&アーペルでは「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」のオンライン講義を無料にて公開しています。

こちらの講義はなんと日本向けに公開されたもので、自動翻訳でなはくしっかりした日本語字幕がついているので、とても見やすくなっています。

ご存じの通りGMTでは商品ページに動画を公開させて頂いておりますが、この動画はYouTubeでも公開させていただいております。

弊社動画で私のおすすめがこちらです。

パテック・フィリップ グランド コンプリケーション ミニッツリピーター 5078P-001

普段聴くことの出来ない美しい音色を堪能することが出来ます。

その他にも様々なモデルの動画をまとめて見ることが出来ますので、こちらもぜひご覧ください。

GMTYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC4eygyEusWZ3ebNfXFjYgBw

written by

ランゲ&ゾーネを代表するモデル【ランゲ1】

2020年05月12日

皆様こんにちは。店舗スタッフの早川です。

本日ご紹介致しますお時計は、A.ランゲ&ゾーネからブランドの顔とも言えるこちらのモデル、ランゲ1で御座います。
A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ランゲ1 191.032

1994年のブランド復興における柱として、第1弾コレクションの一つとして発表されたランゲ1

25年以上も基本スタイルを変えることなく受け継がれ、A.ランゲ&ゾーネを代表するアイコンモデルとなっております。

2015年のマイナーチェンジで、外装デザインにも多少手は加えられたものの、
既に完成されたデザインを崩す必要はなく、主な変更点はムーブメントです。

ヒゲゼンマイが自社製となり、アウトサイズデイトは瞬転式に進化を遂げています。
個人的にはこの変更は大きな進化だと感じます。

大型のアウトサイズデイト故に30分ほどの時間をかけてジワジワと変更が行われる様は、
美しいランゲ1の美観を僅かながら損なっているように思えたからです。

さらに新ムーブメントでは、日付けの早送り操作も簡単に出来ます。
通常の時計のようにリューズで操作するのではなく、10時位置にあるプッシュボタンを押すことにより日付けを進められるようになっています。

そして、A.ランゲ&ゾーネと言えば、見どころ満点のムーブメントを、シースルーバックから鑑賞出来ることもまた大きな魅力の一つです。

A.ランゲ&ゾーネでは、精度を高めるため、ムーブメント全体を覆う3/4プレートを採用しており、
名称通り、洋銀製の1枚プレートでムーブメントを覆っています。
必然的に、ムーブメントの見どころは大きな面に施されたジュネーブ仕上げ、A.ランゲ&ゾーネが言うところのグラスヒュッテストライプになります。

主にヤスリを張り込んだパッドを回転させながら当てて、筋模様を施していく手法は、パテック・フィリップなどと同じです。
また、シャトンに固定した穴石を採用するのもA.ランゲ&ゾーネの伝統であり、こだわりでもあります。

以前とは違って、穴石の固定精度が上がった現在では、こういったディテールに意味はありません。
しかしA.ランゲ&ゾーネではビス留めのゴールドシャトンをアイコンとして用いており、シャトンのおかげで穴石が大きく見えるため、美観の向上に一役買っています。

GMTでは現在、時計業界最強の低金利キャンペーンを実施中しており、こちらの商品においてもご利用いただけます。
この機会に是非ご検討下さいませ。
※「60回払いまで無金利キャンペーン」はジャックスが対象です。

夏に向けて!おすすめ時計【オメガ・ロンジン】

2020年05月11日

外出自粛要請の中、本日も当ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
GWも終わり、最近一段と暖かくなってきました。外には半袖で街を歩く人もおり、夏が近づいてきたなと感じています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

昨日はシャネルをご紹介させていただきましたが、本日は涼しげなダイバーズウォッチとヴィンテージ感の強い計2本の夏におすすめな時計をご紹介させていただきます!

OMEGA オメガ シーマスター ダイバー300M マスタークロノメーター 210.30.42.20.06.001 グレー

商品ページはこちら↓
https://www.gmt-j.com/item/2717006396218

ブルーとグレーが涼しげな印象のダイバーズウォッチレ⁠ーザ⁠ーによって掘られた波模様が涼しげな印象です。

文字盤外周にはメモリを付けることにより時間を正確に読み取ることができます。

ベゼルの数字とメモリにはホワイトのエナメルを使用することにより、視認性と高級感をプラスしています。

ムーブメントにはスイス政府が管理する全ての計測と計測を中心となって取り仕切っているMETAS公認のCal.8800を搭載し、15000ガウスの耐磁性能を誇ります。

永久磁石のうちで最も強力とされている、ネオジム磁石が5000ガウス程なので如何に強力な耐磁性能かがわかります。

LONGINES ロンジン ヘリテージ スキンダイバー L2.822.4.56.2

商品ページはこちら↓
https://www.gmt-j.com/item/2717008571392

1959年に発売された「ノーチラス スキンダイバー Ref.6921」の復刻版として登場しました。オリジナルである6921のケースサイズが40mmに対して復刻版のL2.822.4.56.2は42mmとわずかに大きくなっており、存在感も増しています。

アロー針、ケースバックにはモリを持つダイバーの刻印など再現。蛍光塗料もヴィンテージ感を強めるためにベージュになっています。

ムーブメントには7振動のCal.L888を搭載。ETAベースの高性能ムーブメントになります。
オリジナルの特徴を随所に残しつつ、現代のスペックを搭載した時計です。

レザーベルトですが、それ故93gと軽く、300m防水のダイバーウォッチなので使い勝手も抜群です。

written by

夏に向けて!おすすめ時計【シャネル】

2020年05月10日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの髙橋です。最近じわじわと暑くなりはじめました。
水分をしっかり補給して、今の時期から熱中症に気をつけて行きたいと思っています。
また5月から9月にかけては紫外線のピークだそうです。肌を出す機会も増えるため、日焼け止めなどを塗って肌のケアを怠らないようにしていきたいです。暑くなってくると汗や水に耐えられる爽やかな腕時計が欲しくなってきます。
今回はこちらの時計をおすすめさせていただきます。https://www.gmt-j.com/item/2717007796666
「CHANEL ジェイ トゥエルヴ H5700 ホワイト セラミック 38mm」

純白のセラミックがまばゆく輝き、圧倒的な存在感を放つタイムピース。
ラグジュアリーとスポーティが見事にマッチした、ャネルウォッチのコレクションを代表する「J12」です。
サイズは38mmですので、女性の腕には少し大きいサイズですが、個人的にはこれくらいの大きさが好みです。
防水性は200mございますので、汗や水しぶき程度なら全く問題のない防水性を備えています。

針が黒で縁取られたようなデザインであることに加え、見やすいアラビア数字のアップライトインデックスを使用しているため、視認性が非常によく、デザイン性が高いだけではなく実用性に長けています。
アップライトインデックスを採用することにより、立体感・高級感も生まれます。
レイルウェイも視認性を高めるために配置されており、ワンポイントのデザインにもなりスタイリッシュさを演出しています。

この艶のあるセラミックは、「ハイテクセラミック」と呼ばれており、長期間使用しても変色・変質せず、軽量であることが特徴です。
お手入れも簡単ですし、なによりセラミックは傷がつきにくいのが嬉しいところ。
ずっと長く使用しても、布スレなどで傷がつくのを気にしなくてもよいのです。

裏側からはシャネル初マニュファクチュール(ケニッシ社製、後述)のムーブメントを見ることができます。 旧型J12は裏蓋がメタルでしたので、ムーブメントを見ることが叶いませんでした。
Cal.12.1はCOSC認定のクロノメーターですし、パワーリザーブは約三日間ございますので大変便利です。
フリースプラング機構を備えているため高精度を保つ事ができます

シャネルは、ケニッシの株式を取得しており、現在資本提携をしています。
ケニッシはチューダーのムーブメントを供給・開発しているムーブメントのメーカーでして、チューダーの大人気モデル「ブラックベイ」に搭載されている「MT5600系」のムーブを制作しています。

実用性が非常に優れていることに加え、アクセサリー感覚でも使用できそうなスタイリッシュさを兼ね備えたおすすめの時計です。

written by

極薄ムーブメントのパイオニア PIAGET

2020年05月09日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

先日ついに延期とされていたバーゼルワールド2020の正式な中止が発表されました。
現在のところ2021年の開催は行う予定とされていますが、先日離脱を表明した大手ブランドを除いた開催となりますと、2021年のバーゼルワールドがどのようなものになるのか、なかなか想像ができません。

対してWatches & Wonders Geneva(旧SIHH)は、先日ウェブ上での新作発表を成功させました。
当ブログでも何回か新作について触れさせていただいております。
当店のスタッフによって気になった新作、目の付け所が違うのも面白いところです。
皆様はどんな新作が気になっていますでしょうか。

並行輸入品取り扱いの都合上、2020年の新作は順次入荷となります。
当店からお客様に新作をご案内できるのはまだ少し先となりそうですが、入荷予定のお問い合わせなどございましたら、お気軽にお申し付けください。

今日は先日気になる新作発表を行ったメーカーの中から、【ピアジェ】を取り上げたいと思います。

ピアジェは1874年にジョルジュ・エドワール・ピアジェがスイスの自宅で時計工房を構えたことが始まりのブランドです。
ピアジェと聞くと、ジュエリーの印象が強いかもしれませんが、実はピアジェがジュエリー製作に着手したのは1959年。
ジュエリー製作よりも時計製作の歴史が長い、隠れた名工といえます。

そんなピアジェの代名詞といえるのは、【超薄型ムーブメント】
今からおよそ70年ほど前の1957年に、メーカー初の手巻き式薄型ムーブメント「キャリバー9P」を発表します。
厚さはわずか「2mm」

薄型ムーブメントといいますと、ブルガリのオクトを思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

https://www.gmt-j.com/item/2717004505827

このブルガリ オクト フィニッシモ スケルトン BGO40TLXTSKに搭載されているムーブメント「Cal.BVL 128SK」の厚さが「2.35mm」
同じく手巻き式のムーブメントですので、当時開発されたピアジェのムーブメントの薄さのすごさがわかるかと思います。

翌年1960年には自動巻き式の厚さわずか「2.3mm」のムーブメント「キャリバー12P」を発表
当時のギネス世界記録にも認定されました。

そんな超薄型ムーブメントを世界に送り続けてきたピアジェが、2020年に発表したのは【世界で最も薄い機械式時計】
薄型時計のコレクションである「アルティプラノ」より、世界で最も薄い機械式時計として、2018年に研究・開発目的としてアルティプラノ アルティメート コンセプトが開発されていました。

このモデルがついに今年、市販モデルとして発表されたのです。
厚さはケースまで含めてわずか「2mm」。先ほど紹介したピアジェ初めての薄型ムーブメントの厚さが「2mm」ですので、その驚異的な薄さが分かります。
一円玉とほぼ同じくらいの厚さです。※一円玉は1.5mmです。

この薄さを実現するために、極薄の香箱・極薄の調速機構・サファイアクリスタルの接着・極薄の巻き上げ機構・伸縮式リューズの5つの新しい特許技術が使用されています。

是非一度手に取ってその薄さを体験してみたいところ。

もう一つピアジェで外せないコレクションは「ピアジェ ポロ」。
ステンレス素材のラグジュアリースポーツウォッチです。ラウンド形とクッション形を組み合わせた独特なケースと文字盤の組み合わせが他にないデザインで魅力的。
個人的には昨年話題となったベル&ロスの「BR 05」、ショパールの「アルパンイーグル」と並んで称されて欲しいモデルです。

2020年は今までレザーベルトタイプにのみ採用されていたグリーンの文字盤が、新たにステンレスブレスレットモデルに採用されました。
落ち着いた柔らかい色味のグリーンはぜひ実際に見てみたいものです。

当店ではただいま【ピアジェ ポロ Sウォッチ クロノグラフ】の新品を二種類ご案内できます。

ピアジェ ポロ Sウォッチ クロノグラフ 42mm ホワイト G0A41004

ピアジェ ポロSウォッチ クロノグラフ 42mm グレー G0A42005

ホワイトの文字盤はこれからの夏の季節に、グレーの文字盤は落ち着いたデザインが好きな方におすすめです。

今回ご紹介していませんが、ピアジェはレディース時計もジュエリーブランドらしく煌びやかで特徴的なデザインのものがございますので、是非一度ご覧になってみてください。

ピアジェの時計を知るきっかけとなっていただけたら幸いです。

written by

進化し続ける老舗ブランド・ブヘラの【パトラビ パワーリザーブ 00.10616.07.33.21】

2020年05月08日

本日も当ブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

現在、当店では【プライスダウンセール】を開催しております。
約1350本のお時計をお買い得にご購入いただける機会になりますので、
ぜひご検討くださいませ。

本日は1888年、スイスのルツェルンにて創業した時計・宝飾小売店が原点となるブランド
「カール F. ブヘラ」の【パトラビ パワーリザーブ 00.10616.07.33.21】をご紹介いたします。

店を創業したカール・フリードリッヒ・ブヘラには2人の息子があり、
彼らは時計職人と金細工職人でした。

その息子たちの技術が家業を継ぐことで、1919年、小売店はスイスの高級宝飾時計店「ブヘラ」へと発展しました。

また、 2008年には初の自社ムーブメントとなる「CFB A1000」を開発、
それを搭載した腕時計を発表し、 マニュファクチュールブランドへの進化を遂げました。

進化し、また深化し続ける老舗腕時計ブランドを体現するコレクションが、
「 パトラビ 」です。

「 パトラビ 」とは古代ギリシア語で、「成し遂げた、成功した」といった意味を示す言葉であり、
カール F. ブヘラの中でも高い人気を誇ります。

こちらのモデルはバーインデックスが配された無駄のないブラックダイヤルにシンプルなラウンドケースを組み合わせることで、
飽きの来ないデザインを実現。

また、7時位置のパワーリザーブ表示がアクセントとなり、シンプルでありながらも
実に男性らしい印象も与えてくれます。

大きめの長短針で高い視認性を確保し、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで、
幅広く活躍してくれること間違いなしの1本です。

こちらの【カール F. ブヘラ パトラビ パワーリザーブ 00.10616.07.33.21】も「プライスダウンセール」対象商品になりますので、
ぜひこの機会にご検討くださいませ。

個性的で上品な【カルティエ サントス ドゥ カルティエ スケルトンウォッチ WHSA0007】

2020年05月07日

当ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
大型連休といわれているGWがありましたが、非常宣言による外出自粛のため、お家で変わりのない日々をお過ごしの皆様も多いかったと存じます。皆様いかがお過ごしでしょうか。非常事態宣言も5月末まで延期となりましため、自粛疲れから体調を崩されないようにお気を付けくださいませ。

通販サイトは365日ご注文を承っております。ぜひこの機会に通販サイトからのご購入も合わせてご検討くださいませ。
また、発送前には動作点検や傷のつかないような梱包などを心掛けておりますが、イメージ違いによる返品のご希望など、ご使用後や時間が空いてしまうと承ることが叶わないものもありますため、お手元に届きましたらお早めにご確認いただきたく存じます。他にもご購入にあたり、何かご不明な点がございましたらお問い合わせくださいませ。

【通販について・通販でお申込みされた内容についてのお問合せ】
TEL:03-3342-2911 (受付時間 12:00-18:00)
メールでのお問合せははこちら(24時間以内に返信致します)

 

今回ご紹介させていただきますのは、エレガントで美しいデザインを持つカルティエが作る現代的な1本です。数日前の新入荷のラインナップで思わず目を止めた時計でしたので、ぜひ皆様にもご紹介させて頂ければと思います。

 

カルティエ サントス ドゥ カルティエ スケルトン ウォッチ WHSA0007

カルティエは1847年にフランス パリで創業し、王族御用達のジュエリーや時計を生み出してきた高級宝飾ブランドです。誰もが名を知るため、購入ブランド候補にカルティエを入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当時使用されていた懐中時計では飛行時に時間を確認することが難しいとアルベルト・サントス=デュモンから聞き、腕に付けて時間を確認できることを想定し、「サントス」が誕生しました。そして、今回ご紹介させていただくモデル「サントス ドゥ カルティエ」は2018年に復活したものとなります。

スクエア型のケースは角が取れ、男性らしくも優しい印象を持ち、ビスが付いたベゼルとブレスレットが特徴です。サントス ドゥ カルティエは。エレガントな印象を持つモデルとして、ビジネスシーンに着用しやすい1本です。

カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0018

今回ご紹介させていただきたいモデルはエレガントなサントスの中でも、現代的で大胆なスケルトンダイヤルになっているRef.WHSA0007。2018年に発表されました。

ご存じの方も多いかと存じますが、通常手巻き時計であるこの時計を含め、機械時計には文字盤の下にムーブメントを搭載しています。ゼンマイの動力で歯車が回り、歯車に付けられている針が回転し、時を刻むという仕組みになっているのです。

本来であればムーブメントは縁の下の力持ちとして、見えないところで力を発揮していますが、Ref.WHSA0007のようにスケルトンになっているということは、ムーブメントが見えている状態となります。

他のスケルトンウォッチよりもすっきりとした文字盤のRef.WHSA0007は、ムーブメントの美しさも文字盤の装飾のようにお楽しみいただける1本となります。また、インデックスはローマ数字が放射線状のように美しくデザインされています。

ケース厚も9.08㎜と薄く、防水性も100mと日常生活で着用するには十分な防水性です。

※ケース厚の基準や厚みの感覚が分からない方は、下記有名モデルと比較いただければと存じます。

オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 42mm 311.30.42.30.01.005 / ケース厚14mm
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.214270 / ケース厚11.5mm (2020/05/05 現在新品はSold Out)
ゼニス デファイ クラシック 95.9000.670/78.R782 / ケース厚10.5㎜

また、こちらは工具がいらないクイックスイッチ交換システムが付いているため、替えベルトへの変更も手軽にできます。気分で使い分けたい時に、手間がかからないのはとても良い点だと感じます。

個性的でありながらもカルティエらしい上品さを感じることのできる1本。ぜひ、お手元でご覧いただきたいモデルとなります。

written by

Cal.L.U.C 1.96を搭載したCHOPARDショパール L.U.C 1860 16/1860/2

2020年05月06日

外出自粛要請の中、本日も当ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

本日はこちらの時計を紹介したいと思います。

CHOPARD ショパール エル・ユー・シー L.U.C 1860 16/1860/2 ホワイトゴールド

このL.U.C 1860 16/1860/2 最大の強みは、ムーブメントにCal.L.U.C 1.96を搭載しているということでしょう。

LUC1.96は、1996年に発表されたショパール初の自社製ムーブメントであり、
ダブルバレル、マイクロローター、ラチェット式自動巻き(一般的な切り替え車式に比べ、巻き上げ効率が高い)、
巻き上げヒゲ、スワンネック緩急針など、素晴らしいディテールを多数備えております。

さらにはクロノメーターとジュネーブシールを取得しており、精度や審美性の面でも申し分ございません。

このLUC1.96の原型を設計したのは、パルミジャーニフルリエの創業者であり「神の手を持つ男」とも称される時計師
ミシェルパルミジャーニです。

氏によって制作されたLUC1.96は、一作目の自社製ムーブメントとは思えない設計と完成度を持ち、
現在でも三針ムーブメントの最高峰と称される素晴らしい逸品でございます。

それゆえLUC1.96の製造はコストと手間がかかり、このムーブメントを搭載した時計はそれだけでショパールにとって特別なモデルと言えます。

このL.U.C 1860 16/1860/2も例外ではなく、1860本の限定モデルとなっております。

ダイヤルの放射状の美しいギョーシェ、スモールセコンドに施されたスネイル仕上げ、
アプライドされたインデックス等、文字盤だけを見ても非常に手間が掛かっていることがわかります。

中古のお品物ではありますが、昨年の10月に徹底的な正規オーバーホールが行われており、非常に良い状態でございます。

当店では本日5月6日18時59分まで、最大5%OFFのお値引きいたします「ご優待チケット」を配布中でございます。

大変ご好評を頂いております「60回払いまで金利0%」のショッピングクレジットとの併用も可能ですので是非ご利用くださいませ。

written by

【2019年→2020年】個性豊かな新作腕時計

2020年05月05日

当ブログをご覧の皆さまこんにちは。

新型コロナウィルスの影響でバーゼルフェアが延期になったり等、ネガティブなニュースが続く中ではございますが、オンラインで2020年の新作腕時計を発表したブランドもいくつか出てまいりました。
ジャガー・ルクルトからは新型ムーヴメントを搭載した、マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダーがSSモデル(Q4138420)とRGモデル(Q4132520)やクロノグラフ機能を廃したマスター・コントロール・カレンダー(Q4148420)
ボーム&メルシエからは、ダイヤルのグレーラッカーのグラデーションが見た目にも大変ラグジュアリー感を増したクリフトン デイデイト ムーンフェイズがSSモデル(MOA10548)と18KPGモデル(MOA10547)や、シンプルながら品位を失わないクリフトン ムーンフェイズ デイト(MOA10552)
ロジェ・ディブイからは、この時計のために微調整されたと話題のミニッツリピーターやフライング・トゥールビヨンが搭載されたエクスカリバーディアボルス イン マッキナ RDDBEX0842などなど。
カルティエやオリス、モンブラン、IWC、ブルガリ、パネライ、ヴァシュロン・コンスタンタン、A.ランゲ&ゾーネ、ブライトリング、タグ・ホイヤー等のメーカーも順次新作をWebサイト内に掲載しています。

外出自粛のこの機会に、じっくり各ブランドの新作とその背景に思いを巡らせる時間も楽しいかもしれません。

個人的には、やはりオーデマ・ピゲ ロイヤルオーク初の34㎜サイズ… 気になるところです。4つのカラー展開とのことですが、SSモデル(77350ST.OO.1261ST.01)は現状シルバーカラーのダイヤル展開のみ。人気のブルーカラーはダイヤベゼル仕様(77351ST.ZZ.1261ST.01)
サイズによってはユニセックスモデルとして男女ともにご指名いただくモデルもあったロイヤルオークのラインナップとしては、
レディースウォッチとして、さらにユーザビリティを意識したサイズ感になる結果となりましたが、実物を比べた時にその差がいかほどのものか。
実機を手に取れる機会に恵まれることを、心待ちにするばかりです。

2020年新作が当店へ入荷いたしますのは、まだ少し先のことではございますが、是非その際にはお客様とのご縁のある1本をご提供できますようスタッフ一同邁進してまいります。
※各ブランド・各モデルの明確な入荷時期は未定でございます。何卒ご理解いただけますと幸いです。

さて、本日は2019年の新作腕時計の中から《BELL & ROSS ベル&ロス ヴィンテージ BR V2-94 ミリタリーベージュ クロノグラフ BRV294-BEI-ST/SST》をご紹介いたします。
https://www.gmt-j.com/item/2717007626901

2019年にコレクションを“AIR(空)”、“LAND(陸)”、“SEA(海)”、そして“URBAN(都市)”を加えた4つに再編したベル&ロス、こちらの時計は“LAND(陸)”に位置するコレクションです。

創業当時SINNとの協力関係の元発売された過去のモデルの復刻版
3針モデルとクロノグラフモデルが発売され、現在当店にご用意がございますのはクロノグラフモデルです。
※どちらのモデルでもブレスレットタイプとNATOストラップタイプの両モデル展開です。

復刻版の一番のポイントはやはり、《過去》と《現代》それぞれの要素のバランスにつきます。
当時の雰囲気をそのままに現代風にアレンジされたデザインと、一言で言えてしまうような要素ではあるものの、それらがこの完成形となるまでにデザイナーの試行錯誤を思うと息をのまずにはいられません。


サンドベージュのダイヤルカラーは、サファイヤクリスタル風防ながらやさしい光を返してくれる程よいドーム型と合わさることで、ヴィンテージテイストをきちんと主張しています。

指針にはベル&ロスらしく、スーパールミノバがしっかり塗布されており、暗闇での視認性は抜群です。

スモールセコンド含め、繊細に計算された程よい太さの直線が、控えめなカレンダーのフォントと合わさり、尚ヴィンテージ感を強めます。

かと言って、過去にのみ目を向けた時計ではないのです。
少し引いて全体を捉えると、きちんと現代の時計としての要素を感じることができるのがこの時計の魅力でしょう。

ステンレススティールの鈍く程良くひかり、すっきりとしたリューズとボタンのデザイン、ベゼルは主張しすぎない太すぎず細すぎず…それでいてタキメーターの視認性は抜群というバランスを実現。

それが故に、ビジネスシーンでスーツなどに合わせても違和感なく袖元におさまります。
まさに、アクティブシーンでもビジネスシーンでも《おしゃれ》に見せてくれる心強い逸品です。

ベル&ロス 2020年新作では、ブラックカラーのダイヤルの他、BR V2-92 ミリタリーグリーンやBR V2-93/V2-94ではブルー、BR03-92 グレーラムといったお色の顔ぶれ。
サンドベージュを基調としたヴィンテージ感をお楽しみいただけるのは、2019年のこちらもモデルが最新でございます。
その年々でブランドも打ち出すイメージやまとう空気はまさにその世相を象徴することが多いです。
使いやすさと程よいヴィンテージ感のバランスを、センス良く現代風に楽しみたいお客様は、ぜひ一度ご検討ください。

2020年新作モデルの入荷まで、ぜひ2019年の新作にも目を向けていただけますと幸いです。

2019年新作一覧はこちら https://search.gmt-j.com/?page=1&keyword=2019%E5%B9%B4&itemwear=0&specpanelopen=0&order=dateAsc&limit=20&#itemlist

※当店で現在在庫のご用意がございますもの、過去にお取り扱いさせていただきましたものを含んでおります。
※各ブランドの2019年モデルのすべてではございません。予めご理解いただけますと幸いです。

written by

こんな時だから利用したい委託品販売

2020年05月04日

当ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

新型コロナウィルスの影響で買取相場が下落しており、
時計の売却を検討中で「売り時」に迷われている方も多いのではないでしょうか。

委託品販売は、販売するまでに「時間が掛かる場合がある」といったデメリットもありますが、
レアピースなど実際の買取価格よりも「高い手取り」になるケースがあり、
多くのお客様からご満足いただいているサービスです。

魅力的な委託商品はこちら→【委託商品一覧】

委託手数料に関しましては「3%から」と、業界最安値の水準で受付を行っております。

 

委託販売とは?→【GMTの委託販売】

 

当社では委託品に関しましても「画像30枚撮影」「動画撮影」「YouTubeへの公開」 「コメント掲載」等を行い、

当店スタッフが販売できるよう全力で努めております。

また、お客様の大切な時計は慎重にお取り扱いさせていただきますのでご安心いただければ幸いです。

 

現在、外出自粛や時計の販売価格が下がっていることから、ネットサーフィンをされている方も多く、 ご愛用の時計を大勢の時計愛好家の皆さまへご検討いただくチャンスでございます。

 

※当店公式HPのアクセス者数は日々約1万人!

 

最終的な販売価格はお客様とご相談させていただき、決定いたします。(※お取り扱いできない商品もございます)

 

この機会をお見逃しなく、委託販売は信頼・安心の東証1部上場企業『時計専門店 GMT』にお任せください。

ご検討よろしくお願いいたします。

 

お問い合わせはこちら↓

TEL:0120-377-212  https://www.gmt-j.com/ec/inquiry

委託品販売の詳細はこちら↓

【GMTの委託販売】https://www.gmt-j.com/html/itaku/index.html

written by

リューズガードが特徴的な5127G-001

2020年05月03日

みなさまこんにちは。

先日Watches & Wonders (旧SIHH)が、オンライン上で開催されましたが、いかがでしたか。

新たな開幕ながらも、異例のオンラインでの開催となりましたが、私としては例年通り十分楽しむことができたように感じます。

パネライの新作で、ベルトのステッチまで夜光塗料が備わったモデルには驚きましたが、
中でもランゲ&ゾーネのスポーツモデル「オデュッセウス」の新作登場も話題となっているのではないでしょうか。

昨年の秋に登場したランゲ初のスポーツモデルということで、高級なドレスウォッチしか作らないイメージの中、衝撃的な発表だったことを覚えています。

ランゲらしい端正な顔立ちは、人気の高いアウトサイズデイトを備え、そこを外さないデザインは私としてはとても嬉しい気がしました。

また、ブランドとして初設計のものが多くありましたが、中でも初めてのステンレスモデルであったことが驚きでした。
今回の新作はホワイトゴールドを使用しているとのことで、作りとしては得意分野といったところでしょうか。

なお、ホワイトゴールドではラバーまたはレザーのベルトになるとのことで、ここで初めてラバーベルトモデルが誕生したことになり、
主観的なイメージですが、ヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズと、ブレゲのマリーンⅡを組み合わせたような、そんな印象です。

ここで話題となるのが、昨年発表の初期モデルの希少価値が高まるのかといったところではないでしょうか。

元々オデュッセウスのステンレスモデルを入手するには非常に難易度が高いという噂を耳にしますが、
生産開始して間もなく新型が誕生し、初代が希少モデルとなる可能性も否定できません。

今後の動きにぜひ注目してみてください。

さて、本日ご紹介するモデルは「パテック・フィリップ カラトラバ 5127G-001」です。

リューズガードのような曲線を描いたラインが特徴的で、カラトラバの中でも珍しいタイプのデザインとなります。

また、現在在庫のある、ベゼルにクル・ド・パリ装飾が施された「5117J-001(https://www.gmt-j.com/item/3717007710555)」も同じく曲線を描いた形です。

前モデル「5107G」を踏襲したデザインですが、ベゼルがフラットではなく丸みのあるものへと変更されている点と、ムーブメントには全て「Cal.324SC」を搭載。

前ムーブメント315系の改良ムーブメントですが、ひげゼンマイがスピロマックスと呼ばれるシリコン製に変更され、振動数が6振動から8振動へ変更されるなど、
より精度の高いものとなり、324系は現行モデルでも多く搭載されているものです。

主ゼンマイのトルクの強化や、出車を使わないセンターセコンド設計で厚みを抑える工夫などが施されています。

ちなみにキャリバーのSCは、S:センターセコンド、C:カレンダーを意味し、他にもQ:永久カレンダーなど、パテック・フィリップの公式サイトにある用語集にてご確認いただけます。

ゴールデンウィーク中でもインターネットではいつでもご注文いただけますので、せひ皆様からのご注文をスタッフ一同お待ちしております。

生産終了となったカリブル ドゥ カルティエ

2020年05月02日

みなさまこんにちは。

店舗スタッフの増子です。
外出自粛要請が続く中、本日も当店のホームページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今回ご紹介させていただくお時計は「 カルティエ カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WSCA0010


Cartierといえばドレッシーなデザインの印象が強いブランドではありますが、人気の高いダイバーズウォッチを今回はお勧めさせていただきます。

2010年にCartier初のメンズ専用のモデルとして「 カリブルドゥ カルティエ」が登場し、派生モデルとしてカルティエウォッチ史上初めてのダイバーズウォッチが2014年に誕生いたしました。
今回ご紹介のモデル「WSCA001」は、2016年に文字盤色の追加で発表となったブルーダイヤル、鮮やかな色味が特徴でこれから来る暖かい季節にはぴったりとなってます。


ブラックダイヤルのモデルは「ADLCコーティング仕様のスティール製ベゼルで今回ご紹介のブルーモデルは傷や劣化などに強いセラミック製のベゼルへと進化を遂げております。

加工されたベゼルは内側に傾斜がついており、立体的にすることによりフェイスをより際立たせ、風防を傷から守る工夫がされております。

リューズには一目でCartierとわかる多面的にカットされたブルーのスピネルをセッティング
スポーティーなデザインの中にもCartierらしいエレガントさが他のブランドにはないCartierらしい所も魅力でもあります。


ダークブルーのストラップにはブルーのステッチがはいっており、爽やかな印象です。
ラバーが裏打ちしてあることにより、耐久面にも優れ暖かく汗をかく時期にも気にせず利用することができます。

オンオフ問わず合わせやすく、防水性能などの機能面もすぐれた一本をこの機会に是非ご検討くださいませ。

written by

貴重なダブルシールド【パテック・フィリップ ワールドタイム 5930G-001】

2020年05月01日

皆様こんにちは

非常事態宣言が発出されてから3週間経ちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

GMTドットコムでは、ご自宅でゆっくりご安心してお買い物をお楽しみいただけるように、大量の画像や精細な動画及び商品説明を掲載しております。ぜひご利用くださいませ。

本日は、こちらの時計をご紹介いたします。

パテック・フィリップ ワールドタイム クロノグラフ 5930G-001

上の画像では右下に「イメージ」と記載されていますが、これはこちらの商品が未使用品で「ファクトリーボックス」と呼ばれる輸送用のボックスに収められ、なおかつそのボックスに封印がされたままの完全未開封のいわゆる「ダブルシールド」といわれる状態の為です。

現在では通常正規販売店では通常販売する際には開封して販売することが徹底されています。そのため、この状態での入荷はとてもレアな商品なため、開封せずにそのまま販売しております。
※以下の写真で箱に入っていない時計の写真は別個体のイメージ画像です。

こちらのモデルは、2016年に発表された「ワールドタイムクロノグラフ」です。
パテック・フィリップでは下記のような機能とクロノグラフとの複合モデルは販売されています。

Ref.5960等の「年次カレンダー+クロノグラフ」

パテック・フィリップ コンプリケーション アニュアルカレンダー クロノグラフ 5960P-001

Ref.5270等の「永久カレンダー+クロノグラフ」

パテック・フィリップ グランドコンプリケーション 永久カレンダー 5270G-014

Ref.5990等の「トラベルタイム+クロノグラフ」

パテック・フィリップ ノーチラス トラベルタイム クロノグラフ 5990/1A-001

「クロノグラフ」と「ワールドタイム」という機能は昔から存在してますが、パテック・フィリップのラインナップに「ワールドタイム+クロノグラフ」は存在していませんでした。意外なことにパテック・フィリップの歴史的に見ても1940年にユニークピースとして制作されたのみです。

ケース形状はRef.5230の流れを汲んだデザインとなっています。

ワールドタイム表示は都市名リングと24時間リングが連動するお馴染みのルイ・コティ式です。
リング操作も10時位置のボタンで行い、簡単に設定できます。

フライバック機能付きのクロノグラフは6時側に30分積算系のみというシンプルな構成です。

文字盤はとても手の込んだギョシェ彫りが施された美しい仕上がりとなっています。
このギョシェ彫りによりローカルタイム表示とワールドタイム表示部分にコントラストが付き、少ない色数にも関わらず視認性も良好です。

色・デザイン共に絶妙でオン・オフ問わずにお使いいただける逸品です。また、ダブルシールドのボックスを開封できるのはご購入者様だけの特権です。
滅多にできない体験ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

written by

GMTでは徹底したメンテナンスを行っております。

2020年04月30日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日は、GMTの徹底したメンテナンスについてご紹介いたします。
精密機械である時計を安心してお使い頂くために、車やバイク等と同じように定期的なメンテナンスが重要です。

中でも、オーバーホール(分解洗浄)は非常に繊細な作業なので、たとえ1つの小さなミスでも全てを台無しにしてしまいます。
当店では末永く腕時計を愛用して頂くため、熟練された経験を持つ一流の職人と提携をし、最高の設備を備え万全の体制で作業に勤めています。

普段見ることのできないオーバーホールの一部始終をご紹介いたします。

まずは精度を測り、その後に磁気抜きをします。

裏蓋を開けるにももちろん特殊な工具が必要です。
ムーブメントはきれいに見えても油が固まっていたり、汚れていたりします。

一つ一つの部品を丁寧に外していきます。

ただ洗浄機に入れるだけでなく人の手でもしっかり汚れを落とし、部品別にかごに入れていきます。

これがOH用洗浄機、違う洗浄液に何回か分けて洗浄。乾燥までこの機械で行う優れものです。

ここから組み立てます。一つ一つの工程がとても重要で、ただ組み立てるだけでなく精度を測りながら作業を行います。

ただ表面をきれいにするだけでなく、部品ごとに分けて奇麗に洗浄していきます。

部品ごとに専用の機器を使って仕上げて行きます。ヘアラインを入れる作業も熟練した職人であればお手のもの。

オーバーホールはもちろんですが、外装仕上げにも相当なこだわりがあります。このクオリティは職人の腕と技!

ベゼルの墨入れ。メーカーに依頼すると、ベゼルごと交換する対応になり思った以上に費用が掛かることも。

ベゼルやガラスをしっかりくっつけています。

文字盤を綺麗に整え針を付けて、ケースに付着した細かなほこりも逃さずバキュームで吸い込みます。

組み立てて完了ではありません。組み立てた後に防水テストも行います。

最後にテスターでしっかりチェックをして、店頭へと並びます。

中古の商品は、傷の状態など各ページに記載しております。さらに詳しいコンディションをお知りになりたい方は各商品ページにある「この商品に関するお問い合わせ」からお問合せください。
またはお電話でのお問合せも受付けております。
(03-3342-3266 年中無休 12:00~18:00)
中古の商品は世界にたった一つだけしか存在していません。気になる時計がありましたらお早めに!

written by

「LN」って何の略?

2020年04月29日

いつも当ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウイルスが時計業界に与えた影響でも印象的なのが、当ブログでも話題にしました
「バーゼルワールド」の延期そしてロレックスをはじめとする多くのブランドの撤退報道でした。

本来であれば4月30日から5月6日まで開催が予定されていたので、丁度今週から始まっていたと思うと残念ですが、今は事態の終息を祈るばかりです。

ロレックスも4月30日にオフィシャルHPで新作発表を行うという話があったのですが、
最新の情報ではそれも見送りになっていて新作発表自体白紙のようです。

さて、本来であれば今週発表されたであろうロレックスの新作ですが、本命として考えられていたのがサブマリーナデイト「116610LN」のモデルチェンジで、
キャリバーが現行の「Cal3135」から約70時間パワーリザーブの「Cal.3235」への変更となる
「126610LN」の発表ではないか、でした。

そして、意見が別れたのがグリーンベゼルの「LV」がこのタイミングでディスコンになってしまうか否や、でした。

ここで本日の本題ですが、上記のサブマリーナ等のスポーツモデルのリファレンス番号の最後にある
「LN」とか「LV」のアルファベットって何の略?というお話です。

このアルファベットはベゼルの色を表現しているわけですが、略にされている言語はフランス語です。
まず「LN」ですが
「L」=「Lunette(ベゼル)」
「N」=「Noir(黒)」
の略です。

そして「LV」は色が変わるので末尾のアルファベットも変わり
「V」=「Vert(緑)」
となります。

コンビモデルの「116613」でも同様に「LB 」が
「B」=「Bleu(青)」
となります。

現行サブマリーナの在庫状況は「こちら」から

只、このベゼルを意味する「L」ですが2色使いベゼルのGMTマスターでは使われていません
さらに色を1文字で表現しなくなり1色につき2文字使うことになります。

「126710」だと「BLRO」と「BLNR」がありますが

「BL」=「Bleu(青)」
「RO」=「Rouge(赤)」
「NR」=「Noir(黒)」
の組み合わせですが、この先現在存在しない「126710」の黒ベゼルが発表されるとなれば先代「116710」と同様に「LN」になるかと思われます、ややこしいですが…

そしてコンビ、ローズゴールドモデルの「CHNR」の「CH」ですが

「CH」=「Chocolat(チョコレート)」
になります。あれ?茶色は「Brun」にならないのか、と疑問は残ります…

現行GMTマスターの在庫状況は「こちら

次はデイトナですが、ブラックのセラミックベゼルのモデルのみが「LN」が付きます。
ブラウンベゼルのプラチナモデルは無印ですが、それまでプラチナのデイトナがなかった事で(超激レアモデル「16516」は別とします)
プラチナベゼルのモデルが存在しないので差別化の必要がないからでしょうか。

現行デイトナの在庫状況は「こちら」から

このリファレンスの最後にアルファベットを使いベゼルの色を表現した最初のモデルは何かというと…

2003年リリースのアルミベゼル時代の初代グリーンベゼルの「サブマリーナー デイト 16610LV グリーンベゼル」でした。

このように時計の型番にも色々と意味があって解読するのも中々面白いものです。

ご愛読ありがとうございました。

written by

パネライのラジオミールから感じる歴史と革新性

2020年04月28日

多くのブランドで新作発表は当分ないのではと思われていた矢先、
突如としてオンラインで行われた「ウォチーズ&ワンダーズ ジュネーブ」

心の準備をしていなかった分、あっちのブランドをチェックしてはこっちのブランドをチェックしてと
勝手にてんやわんやになっていたのは私だけでしょう。

皆様は、どのモデルが気になられたでしょうか。

私個人としてはパネライのルミノール70周年記念モデルは驚かされました。

「X1」というグレードがついたスーパールミノバがサンドイッチダイヤルや針だけでなく
ベゼルリング、リューズやリューズガード、そしてストラップのステッチにまで付いています。

モデルを紹介した画像や動画は「トロン:レガシー」のようなSF感のあるもので、びっくりしました。

そしてなにより驚かされたのが、保証期間です。
それが70周年にちなみ70年です。

分かりやすくご説明させていただくと、1963年ごろに発表されたロレックスの初代デイトナ
「Ref.6239」が現在でも保証が残っているということになります。

アンティークモデルに精度を求める人はいないと思いますが、「Ref.6239」を現行時ご購入された方が、
精度が出ないといって日本ロレックスに無償修理を依頼することが出来るという事になります。

全てのパーツを70年先まで残しておくという事でしょうが、異常なほどの保証期間は自社モデルへの自信なのでしょう。

パネライと言えば、過去のモデルを現代に甦らせるのに定評のあるブランドですが、それとはまた違う歴史的モデルへのリスペクトと常に新しいものを取り入れているモデルをご紹介します。

オフィチーネ パネライ ラジオミール 1940 3days アッチャイオ PAM00790

オフィチーネ パネライ ラジオミール 1940 3days アッチャイオ PAM00791

2018年のスペシャルエディションモデルで、イタリアのフィレンツェ サン・ジョヴァンニ広場にある
歴史ある振り子時計に着想を得たものです。
クラシカルな装いながら、今までのパネライになかったデザインです。

ヴィンテージな雰囲気を感じされる書体のロゴとインデックス、そして針のデザインも秀逸です。

プレキシガラスのドーム風防がよりこのモデルの雰囲気を作り上げています。

「ラジオミール1940」はその名の通り、1940年頃イタリア海軍特殊部隊からの要望により、
より長時間水中での過酷な作業に耐えられるようラグとケースを一体化させ、強度を上げたラジオミールからルミノールケースが誕生するまでの間に存在したクッション型ケースで、
パネライのコレクションに幅を持たせたコレクションです。

47mmというケースサイズはもともと軍用の認識性から来ているものですが
パネライを付けている喜びをより感じられるサイズ感ではないでしょうか。

新作を発表するたびにわくわくを与えてくれるパネライに今後も注目です。

written by

セイコー9Fクォーツを搭載した時計

2020年04月27日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。

セイコーといえば、日本として初めて腕時計を製造し、また世界で初めてクォーツウォッチを製品化した日本の時計ブランドとして世界にその名をはせています。

セイコーが他のクォーツとは違う点といえば、高性能な9Fクォーツムーブメントを搭載したハイスペックなクォーツ腕時計を開発していることでしょう。

クォーツムーブメントは1秒間に32,768回という水晶振動子の振動し、1秒に1回の電気信号に変換することにより針が動きますが、グランドセイコーのクォーツは何といっても針の太さが特徴的です。

従来のクォーツムーブメントでは「トルク」と言われる針を動かす力が弱いため、細い針を使っている時計が多いのですが、9Fムーブメントでは「ツインパルス制御モーター」が採用され、1秒間に2回針を動かすことに成功したことより、高級感ある太い針を載せることに成功しています。

更に精度が通常のクォーツムーブメントとは段違いに優れていることも特徴的です。
通常の一般的なクォーツムーブメントは月に±20秒程ズレると言われますが、グランドセイコーの9Fムーブメントは年に±10秒しかズレません。
その背景には3か月のテストを経て選別された、水晶振動子のみを使用しているためです。

そして9Fクォーツではカレンダーが瞬時に変わる瞬間日送りカレンダーを採用しています。
かなりのトルクが必要になりますが、グランドセイコーではこれを実現させています。

また値段もグランドセイコーの中では、スプリングドライブ、メカニカルに比べてリーズナブルな価格になっているところも魅力です。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGX337 クオーツ

Cal.9F61と日付と曜日のないシンプルなムーブメントを搭載しています。
クォーツムーブメントの薄さの利点を生かし、ケースの厚さも13mmとダイバーズウォッチとしてはかなりスリムな厚さを誇っています。
更に昔のセイコーに見られたリューズを4時位置に配置をし、装着時に手首を動かしても当たらないという設計もされています。

ケース幅43.6mmと大き目ながら装着感も良く、防水性も200mというダイバーズウォッチで夏に向けてもオススメな時計です。

SEIKO セイコー グランドセイコー クオーツ SBGV225

こちらはCal.9F82を搭載した三針日付のみの時計。
「SEIKO」のロゴが消え、文字盤6時位置には何も表記が無く、シンプルイズベストな時計になります。

他のクォーツ時計やスプリングドライブムーブメントを搭載したセイコー時計はこちら

written by

PAGE TOP