PRADAの誇り【IWC GSTクロノグラフ for PRADA IW370802】

2020年12月20日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの青木です。

本日ご紹介いたします時計は、IWCより「IWC GSTクロノグラフ for PRADA IW370802」になります。

IWC GSTクロノグラフ for PRADA IW370802

PRADAは、1913年にイタリアのミラノ地方にて、皮革製品の専門店として創業されました。
創業者はマリオ・プラダとマルティーノ・プラダの兄弟で、世界中から集めたワニ革や蛇革などの珍しい素材と上質な革材を用いて、高品質で上品な革製品を世の中に次々と送り出しました。その高い品質を持った製品は、たちまちイタリアの上流階級から評判となり、イタリア王室御用達となりました。しかし、第二次世界対戦期に突入すると需要が低下し経営は悪化。

ブランドとしての人気を取り戻したのは、1978年のことです。経営者兼デザイナーに就任したマリオ・プラダの孫娘ミウッチャ・プラダは「日常を贅沢に飾る」をコンセプトに、斬新なデザインと革新的な素材を使い、プラダの歴史と伝統の調和を体現したデザインで一躍人気を博しました。
2006年にはアン・ハサウェイとメリル・ストリープが演じる『プラダを着た悪魔』が公開され、世界的なブランドとしての立場をより強めたという歴史を持つ多くの人に愛されているブランドです。

GSTシリーズは1997年に発表され、2003年まで製造されていたモデルで、シリーズ名がなぜ「GST」というアルファベットなのか疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います。

実は「GST」は、ゴールド、ステンレス、チタンという素材を表しています。G=ゴールド、S=ステンレス、T=チタンとそれぞれの頭文字を組み合わせたモデルが「GST」であり、それらをケース素材に使っているのです。

今回ご紹介いたします「IWC GSTクロノグラフ for PRADA IW370802」は、2003年のアメリカズカップに参加することを記念して製作されたGSTクロノグラフをベースとした限定モデルになります。

余談にはなりますが、アメリカズカップは1851年から続く国際ヨットレースで、初代優勝船のアメリカ号に敬意を表してアメリカズカップと名付けられているそうです。

IWC インターナショナルウォッチカンパニー ジーエスティー クロノグラフ IW370708

(※2020/12/19現在、在庫なし)

ベースとなったIW370708と比較すると、様々な点が変化していることがわかって頂けると思います。

9時位置に存在していたスモールセコンドが取り払われ、IWCとPRADAのブランドネームが刻まれています。シルバーカラーの文字盤に赤い秒針が用いられることで、美しいコントラストを生み出しています。

インナーベゼルも筆記体のIWCロゴ付きタキメーターから60分積算のマーカータイプとなっています。シンプルなデザインながらも非常にスタイリッシュな印象を与えてくれる一本です。
裏ぶたには世界2000本限定の証としてナンバーが刻まれており、限定モデルとしての希少性をより感じることができます。
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ケースサイドはリューズガードが無いことも相まって非常にスッキリとした印象です。
リューズの先端には防水を表す「魚マーク」が刻印されています。現行モデルではIWCのロゴマークとなっており、修理で交換になった場合もIWCロゴへ変更されてしまうため、貴重なリューズです。
また、通常の生活防水に比べ、この時計は120m防水が備わっています。
l.jpg (700×700)
【IWC GSTクロノグラフ for PRADA IW370802】はIWCの綿密で丁寧な技術を感じると共に、PRADAの華やかさを楽しむことが出来る稀有な時計です。
当店は、現在IWCのお時計を含め多数のお時計を豊富に取り揃えています
本日ご紹介させていただきました、GST クロノグラフ for PRADAに限らず、新宿にある店舗では当店に在庫のある全てのお時計をお手に取ってご覧いただけます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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