GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの上原です。
すっかり梅雨の気候となり、雨が降り続く憂鬱な日々になりました。
こんな時には美しい時計を眺めて晴れ間に覗く夜空の美しさに想像を膨らませて見られてはいかがでしょうか。
本日ご紹介する時計は稀代の天才独立時計師の名前を欲しいままにしてきたフランソワ・ポール・ジュルヌから、世界限定150本で製作されたオクタ・ゾディアックです。
F.P.JOURNE オクタ ゾディアック
https://www.gmt-j.com/item/3717004863919
ゾディアックという名前にも表れている通り、ダイアルの外周部分に表示される12星座(黄道12星座)が特徴です。
ダイアルの外周をグルっと取り囲む月表示と星座表示がダイアルの凝縮感を高め、非常に美しい顔立ちに整っています。
日本でも星座占いなどで馴染みの深い12星座ですが、紀元前3500年頃古代メソポタミア文明の頃からこの12星座は天体観測や西洋占星術などで重要視され、ヨーロッパでは季節や月の移り変わりを測るのに欠かせない存在でした。
12星座は太陽が一年をかけて巡る黄道に位置するため、太陽と星座の位置関係により今が一年のうちのどの時期に当たるのかを知ることができます。
つまり時間を認識するという人間の長い歴史の端緒にあたる部分からこの12星座は必要不可欠だったことが分かります。
そんな12星座をカレンダーの外周にデザインしたジュルヌの思いは時計という道具を深く哲学的にとらえたものともいえます。
プラチナ製のケースに弱めのブラスト処理を施されたマットな質感のダイアル、針は青焼きされており、全体として上品で繊細な顔立ちでございます。
ブランドロゴの下にある「Invenit et Fecit」とはラテン語で「発明し、制作した」という意味。
ジュルヌの時代に先駆ける独創的な時計を作ることへの情熱を感じさせます。
シースルーバックからは120時間ものロングパワーリザーブを持つ自動巻きムーブメントcal.1300-1をご覧いただけます。
このロングパワーリザーブは1mもの長さの主ゼンマイをシングルバレルに収めることにより実現されました。
通常は輪列の歯車の数を増やすことによってロングパワーリザーブ化を行いますが、これだとテンプが小さくなり精度が悪化するため、主ゼンマイを長くするという手法がとられました。
ジュルヌ氏はこのムーブメントについて「研究に3年、開発に2年を要した」と語っています。
2001年初出のこのムーブメント機構は、それからのジュルヌのコレクションのふり幅を大きくすることに成功し、現在まで同じ設計理念で多くのオクタ・コレクションが作られています。
オクタという名前は「無限」を意味する「∞」を縦に置き換えた「8」のギリシャ語読みですが、まさしく無限のデザインや機能を持ったコレクションがこのオクタシリーズです。
今ではジュルヌのムーブメントにはローズゴールドが採用されていますが、それは2004年のcal.1300-2から。
ロジウム仕上げされた真鍮製の地盤にローズゴールド製のローターの対比が美しいcal.1300-1は年々見ることが難しくなってきています。
こちらの個体は今回大創業祭のセール期間中にて通常価格¥3,880,000-のところ¥2,980,000-(税込)にてご案内しております。
ぜひこの機会にこの美しい時計を手に取って、人類と時間の歴史に思いを馳せてくださいませ。
(2019年6月14日現在の価格です。)
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