皆さまこんにちは。
店舗スタッフ井上です。
ここ数日は気温も上がり、沖縄では梅雨入りしたとのニュースも見ました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでご自愛ください。
本日ご紹介させていただくお時計は「ロジェ・デュブイ オマージュ H37.57.0」です。
「ロジェ・デュブイ」はロジェ・デュブイ氏とカルロス・ディアスが1995年に創設した比較的若いブランドですが、創設当初から独創的なデザインと圧倒的なクオリティにより時計好きの人々を魅了しました。
さらに、2008年からはリシュモングループとなり、資本力と販売網を駆使して世界中のセレブリティなどからも人気を集めています。
「ロジェ・デュブイ エクスカリバー42 フライングトゥールビヨン スケルトン」
超絶機構であるフライングトゥールビヨンを近未来的かつ圧巻のデザインで纏った傑作!
さて、今回ご紹介する「オマージュ」は、ロジェ・デュブイ創設当初の所謂「初期ロジェ」と呼ばれるモデルで、1930年代の時計にインスピレーションを受け、まさににオマージュ(尊敬)した作品となります。
シンプルなセンターセコンドの三針に、白いポーセリン文字盤、37mmのホワイトゴールドケースと、完璧なドレスウォッチ。
非の打ち所がないほど完璧なラグ幅と、綺麗な曲線で構成されるケースとベゼルに息を飲みます。
名門ムーブメントメーカー「Lemania社」製のcal.8810を改良とした「RD57」ムーブメントを搭載しており、ツインバレル構造となります。
ツインバレルとはゼンマイを収納する香箱を2つ設けることでトルクを安定し精度を維持するための機構です。
また、ブランドのイニシャルをかたどったローターや、イニシャルがデザインされたガラスも見所の一つ。
ブレゲ数字と個性的なバーインデックス、1/5秒ごとに刻まれた目盛りも特徴で、12時位置には300と記載されるところも面白いと思います。
「初期ロジェ」の特徴でもある28本限定のため、世界中に28人しか所有していないところにロマンを感じます。
18kホワイトゴールド製の裏蓋や付属品も揃い、コレクターアイテムとしても最適です。
2000年初期の名作であるパテックフィリップ「Ref.3796」と同価格帯であり評価の高さが伺えますが、インフレが進む機械式時計の中では比較的お求めやすいかと思います。
ぜひこの機会にご検討下さい。