皆様こんにちは。
GMT店舗スタッフの吉澤です。
五月に気温がぐんと上がったと思えば、あっという間に六月です。
さて、本日はこちらの時計をご紹介したいと思います。
「VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン スケルトン クロノグラフ 47100/000J-7563」
https://www.gmt-j.com/item/3717004127479
一目で”ただならぬ時計”と分かるこの見た目。
例えるならば「黄金郷」という言葉が相応しいかと思います。
正面および背面から見るとよく分かりますが、搭載した手巻き式クロノグラフムーブメントは、余分なものが一切取り除かれ、より「見せる」ことに特化した仕上がりです。手彫りによるエングレービング装飾が全体に施され、つい見惚れてしまう美しい芸術品としての1本です。
美しいラウンドケースはイエローゴールド。鏡面仕上げにより、金の輝きを余すことなく放っています。
ケースサイズは 38mm、ケース厚は 10mmであり、とても腕への収まりのいいサイズ感に思えます。
ダイヤル上部には、やや小さめのブランドロゴ。芸術的な見た目を崩さないようゴールドの輝きの中溶け込んでいます。その後ろには、チラネジ付きテンプがチラリと覗きます。
私自身チラネジ付きテンプのフォルムに惹かれてしまうのです。
まず「なぜ古い時計のテンプにはこのチラネジという親しみやすい名前の突起が存在するんだ」と疑問を抱きました。
気になって調べたところ、精度補正および温度補正のために付いているようです。テンプのパーツも金属で出来ているので温度の変化によっても一定の動きに差が出てきてしまいます。
チラネジの数、位置、大きさ等によって補正度合いも変わります。チラネジは機械式時計が発展を続けより正確な時計が必要とされる中で生み出されたものなのです。
やはりフォルムだけでなく重要な役割を担っていたのですね。チラネジ。実に愛着の湧く名前です。
さて、気を取り直してダイヤルを見ていきたいと思います。
3時位置および9時位置に配置されたインダイヤルは、光でぼんやりとしがちな時計の顔をハッキリと見せています。
そして下部には、巻き上げられる髭ゼンマイまで見ることができるマルタ十字型の香箱が納められております。ヴァシュロンコンスタンタンの代名詞とも言えるこのマルタ十字は、古い歴史を持ち今も変わらず人々から支持されています。
シースルーバックからは美しいムーブメントをそのままご覧いただくことが可能です。
チラネジ付きテンプや、細部まで装飾の入った一つ一つのパーツ等、ずっと眺めていても飽きがきません。
普段は飾っておき、使いたい時にサッと時間を合わせて、手巻きでゼンマイを巻き上げて使ってあげてはいかがでしょうか。
素敵な催し事の際に腕元を華やかに飾ってくれるでしょう。
内外箱と国際保証書が付属し、2018年8月にメーカーにてコンプリートサービスおよびライトポリッシュを行っているので外装・内部ともに良い状態です。
すぐにお使い頂けるコンディションなので、ぜひお求めやすいお値段の今のうちにご検討ください！
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written by GMT
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