中古商品のクオリティ

2016年06月17日

こんにちは、山口です。
今回は時計のクオリティについてご紹介したいと思います。
一般的に「中古品」と聞けば、「キズや汚れがあって当たり前」と思っている方も少なくないと思います。
確かにキズや汚れがついているものもありますが、その時計を「どこまで新品のクオリティに近づけるか」が、
次に購入する方が気持ちよく安心して買い物ができることに繋がると思います。

そこで今回はケースの仕上げ(磨き)についてご紹介させて頂ければと思います。
まずご覧頂きたいのは、経過年数の違う同型モデルで、
一つは2009年の保証書日付のもの、もう一つは2015年の保証書日付のものになります。

ロレックス デイトナ
画像①
ロレックス デイトナ
画像②

違いがお分かりになるでしょうか?
経過年数が6年ほどの差があるのに、一見しただけでは分からないかと思います。

それでは拡大した画像をご覧ください。

ロレックスデイトナ
画像③
ロレックスデイトナ
画像④

拡大しても判別の付く方は殆どいないのではないでしょうか?(笑)
答えは③(①)は保証書日付が2015年の比較的新しいもの、④(②)はその少し前の保証書日付が2009年のものになります。
③に比べ④のほうが経過年数を経ているものになります。

よく見るとラグの先端あたりが③(①)に比べ④(②)の方がやや丸みを帯びているのがおわかりでしょうか?
おそらくほとんどの方が「どこが?」と思われると思います(笑)

長く愛用されていた時計は、経過年数の分だけ深いキズが入っている事も多くあり、
当然キズを消すの為に①よりもしっかりと磨きを行います。
そのため生まれるのがこの判別が難しいレベルでの僅かな丸みになります。

「中古」とはいっても、これだけの違いしかありません。
5年以上の年数を経ているにもかかわらず、仕上げ(磨き)を行うとここまで綺麗に生まれ変わるのです。
普通、ここまで綺麗にする為に手間をけかけるお店は少ないんじゃないでしょうか?
参考までにもう1枚です。

ロレックスデイトナ
画像⑤ 
ロレックスデイトナ
画像⑥

⑤が新品(未使用品)⑥が中古品になります。
いかがでしょうか?「中古品」と聞くと印象があまり良い印象を感じなかった方も、
こうして比較しても気にならなくなった方も多いかと思います。

もちろん深すぎる傷は磨きすぎればケースが痩せて耐久性を失ってしまうので、あえて残す場合もあります。
またセラミックなどケース素材によっては仕上げ(磨き)ができないものもございます。

ですが、なるべく手間をかけてコンディションの良い状態にすることもお店の努力の一つだと思います。
努力と手間暇を怠らず、また、他店と比較していただいても、絶対に負けないクオリティを取りそろえているので、
自信をもってオススメできるのが、GMTの中古ラインナップです!

是非、チェックしながらお買い物を楽しんでいただけれと思います。

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