お久しぶりです。店長の近藤です。
前回ブログを書いたのが7/21でした。あれから5ヶ月があっという間に過ぎ去っていったように感じます。
今年最後のブログということですが、何の脈絡もございませんが最近気になっている復刻系のリストウォッチに関して書いてみました。
コンディションを気にせず、当時の雰囲気を新品で、尚且つ、プレミアプライスなしで購入できる所が最大の魅力です。スタイリングも、ただ単に当時の焼き直しではなく現代風にアレンジされておりますので、今のトレンドにもマッチした感覚でお楽しみ頂けます。
【OMEGA シーマスター プロプロフ Ref. 224.30.55.21.01.001】
オリジナルにかなり近いスタイリングを再現した完成度の高い復刻モデルです。
防水性能はオリジナルの2倍の1200mです。
【TUDOR ヘリテージクロノグラフ Ref.70330N】
コアなファンを持つTUDORの手巻き式ツーカウンタークロノグラフ、または、通称モンテカルロと呼ばれる自動巻きクロノを彷彿とさせるエキゾチックダイアルがインパクト大のヘリテージクロノグラフ。価格もお手頃な30万円台です。
【VACHERON CONSTANTIN ヒストリークアメリカン1921 Ref.82035/000R-9359】
オリジナルは1921年にオーダーメイドにて左右6本ずつ、計12本のみ作られたというスーパーレアモデルですので、手に入れることは不可能なモデルです。ブレゲ数字、ブレゲ針がコンサバティブな印象ですが、ハンドルを握った時に文字盤が正面にくるドライバーズウォッチという奇抜さも兼ね備えております。
【PATEK PHILIPPE クロノメトロゴンドーロ Ref.5098P-001】
最近のPATEK PHILIPPEは、新社長ティエリー・スターン氏の意向が反映された新機軸の意匠が多い中、クラシカルな装いが往年の腕時計ファンも納得させるクロノメトロゴンドーロの復活でした。シースルーバックから望む新開発のレクタングルキャリバーは、往年の名キャリバーCal.9-90の再来とも言えるも息を飲む美しさです。
【ROLEX ミルガウス Ref.116400】
元祖復刻系と言えばROLEXミルガウスですね。1980年代後半の生産中止から約20年の時を経ての2007年バーゼルでの復活劇は、いまだ記憶に鮮烈に残っております。1stモデルであるRef.6541から象徴的なイナズマ針を引用し、現代に甦りました。
【OFFICHINE PANERAI 2010年スペシャルエディション PAM00029 ルミノールGMT】
復刻モデルを得意とするパネライは、過去にもルミノール1950 PAM00127、ラジオミール1936 ユニークダイヤル PAM00249等の人気モデルを復刻してきましたが、今年はラジオミールエジツィアーノPAM00341とルミノールGMT PAM00029が発表されています。 PAM00029フリンケですが、当時必死に探し回った方、ご購入のチャンスではないでしょうか?
【TAG HEUER モナコクロノ ステーブマックイーン40周年復刻モデルCAW211A.EB0026】
こちらもかなり完成度の高かったTAG HEUERのモナコクロノです。オリジナル同様のリューズが泣かせます。
ほんの数例ですが、印象に残った復刻系腕時計を列挙してみました。
数十年の時を経て復活した腕時計たちが、再び息を吹き返し現代にて時を刻んでいると思うと感慨深いものがあります。
皆様、今年もあと僅かと成りましたが、来年も時計専門店GMTを宜しくお願い致します。
それでは、良いお年を。