本日もGMTブログをご覧いただき、ありがとうございます。
GMTでは現在数多くのロレックスを取り揃えております。
その数はなんと1000本以上!店頭にすべて展示するのも難しいほどの圧倒的な商品量でご来店をお待ちしております。
本日はその商品たちの中から、こちらの時計をご紹介いたします。
元々、医師や技師をターゲットに作られたミルガウスの最大の特徴は『耐磁性』です。
モデル名にもそれは表れています。
ミル・・・1000(フランス語)
ガウス・・・磁束密度の単位
1000ガウスの耐磁性能を持つことを表すモデル名になっています。
今でこそ耐磁性能の重要性は広く認知されてきましたが、電子機器が少なかった時代には重要視されず一般的ではなかったようで、1956年にファーストモデルRef,6541発売され、2代目のRef.1019は1990年頃に生産終了なった後、3代目のRef.116400が発表されるまで20年近い期間が開いてしまっていることからも、そのことが伺い知れます。
この3代目ミルガウスは2007年に発表されました。
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黒文字盤、白文字盤、グリーンサファイアガラスを採用したGVの3型が発表されました。
2014年にGVにZブルーと名付けられた青文字盤が登場しますが、黒文字盤が生産終了します。
2015年には白文字盤が生産終了となり現在ではGVのみのラインナップになっています。
黒文字盤は生産終了から6年経ち、入荷の少ないモデルとなってきました。
文字盤で目を引くのは、やはり稲妻形の秒針です。この形は初代Ref.6541へのオマージュとなっています。オレンジの配色もロレックスでは珍しく、他には無い個性を放っています。
カレンダー機能のないシンプルな3針仕様は初代から続く伝統です。文字盤の開口部を減らし、磁気の侵入を減らすための設計となっています。
ベゼルは スムースベゼル で2代目Ref.1019に近いイメージですが、ケース幅は40mmで、厚みがありボリーム感のあるケースとなっています。仕上げは総ポリッシュ仕上げです。
裏蓋には”ROLEX OYSTER “と”MILGAUSS”の刻印が入っています。
裏蓋はの刻印はミルガウスの他にはシードゥエラーに入っていますので、対磁や防水に特化したモデルに入れているようです。
高い対磁性を実現するために、軟鉄性インナーケースを採用しており、この裏蓋を外すとさらにねじ込み式のインナーケース用裏蓋が現れます。
また、対磁性はこのインナーケースのみではなく、搭載するムープメントも対磁性を高めたCal3131を搭載しています。
磁気の影響を受けやすいアンクルやガンギ車にニッケル・リン合金を採用するなど時計全体での対磁性を実現しています。
生産が終了している黒文字盤モデルは市場に出てくる個体数も徐々に減ってきています。
GMTでもロレックスの買取を強化し、多くのモデルを買い取りさせていただいておりますが、やはり文字盤の取扱いはとても少なくなっています。
ご検討中のお客様はお急ぎくださいませ。
GMTでロレックスを多数取り揃えております。
ぜひ、店頭で圧巻の商品量を体感してください。
ご来店お待ちしております。
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