GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
店頭スタッフ髙橋です。
皆様は「H.モーザー」というブランドをご存知ですか。
世界トップクラスの製造技術を持つ、知る人ぞ知る超一流ブランドです。
ムーブメントはヒゲゼンマイに至るまですべて自社生産されており、世界中を探しても、ヒゲゼンマイを作れるメーカーは数社のみ。
ROLEXやA. LANGE & SOHNE、セイコーなどがそのメーカーにあたります。(日本の技術は恐ろしいとつくづく思います)
本日はH.モーザーの魅力をお伝えするために、こちらの時計をご紹介いたします。
H.MOSER & Cie. エンデバー センターセコンド 1200-0201
2017年発表のエンデバーセンターセコンド。ベゼル・ダイアル・ラグのバランスが非常によく、クラシカルでありながらモダンな雰囲気も持ち合わせるコレクションです。
裏側がシースルーになっていますので、H.モーザーが誇るマニュファクチュールムーブメント「Cal.HMC 200」をご覧いただくことができます。
まずご覧頂きたいのはテンワの部分です。形が特徴的でかつ見慣れない部品がついているのがおわかりになりますでしょうか。
マスロットという部品がついており、この部品を調節することによって進み遅れを調整することができます。
パテック・フィリップのジャイロマックス・テンプのようなものですが、H.モーザーのマスロットはテンワに埋め込まれているため、より空気抵抗に配慮した作りになっているのです。
先にお話させていただきました通り、ヒゲゼンマイはもちろん自社製であり、特殊な合金を用いて制作した「シュラウトマン・ヘアスプリング」を使用しています。スイスの時計メーカーの90%以上が使用しているとされる、ニヴァロックスというステンレス合金を進化させたものです。
ヒゲゼンマイの形状にも一工夫あります。外側から内側へ特殊なカーブをつけた「ブレゲヒゲ」という形状を採用することにより、テンプの中心からずれにくくなるのです。
また、機能面だけではなく、ペルラージュの仕上げも美しく、ムーブメントへの並々ならぬこだわりをあらゆるところから感じることができます。
文字盤にもご注目ください。
こちらはファンキーブルーと称された不思議な色合いのダイアルで、外側からブラックのグラデーションがかかっております。
こちらの画像ですと、シルバーがかった絶妙な色合いに見えますが、6時側からのあおりの角度で見ると、澄み渡る空のような鮮やかなブルーへと変化します。
見る角度によって色合いが変わるこちらのダイアルは、H.モーザー独自の技術によって生み出され「フュメダイアル」と呼ばれます。
フュメとは、フランス語で煙・蒸気を意味し、くゆる煙のような、なだらかな光を生み出します。この文字盤は職人がひとつひとつ手作業で作り上げるため、全く同じ輝きを持つ文字盤はありません。芸術品と言っても過言ではないかもしれません。
そして、この独特な文字盤は、ひと目でH.モーザーの時計であることがわかる象徴のようなものにもなっています。
画像だけではこの時計の色合いを最大限にお伝えすることが難しいため、ぜひ店頭にてお手に取ってご覧ください。
ケースサイズは40mmで、ホワイトゴールドを使用しております。
ドレスウォッチにしては少々大きめのサイズではありますが、だからこそH.モーザーのシンプルな文字盤が映えるのではないでしょうか。
ムーブメントにこだわりたい、他の人とはかぶらない時計がほしい、個性を出したい、そんな方におすすめしたい時計です。
是非、ご検討くださいませ。
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