顕著化してきたロレックスとチューダーの違い

2022年02月08日

いつもGMTブログをご覧頂きありがとうございます。

ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生したチューダーですが、今では独自路線のモデルも多く誕生してきています。

本日は2021年のチューダ新作モデルをご紹介いたします。

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TUDOR チューダー ヘリテージブラックベイ フィフティエイト925 79010SG レザーストラップ

注目すべきは、ケースに使用された素材です。

こちらは、ステンレスやホワイトゴールド、チタンなどではなく「シルバー」が主な素材として使われています。

その含有率も92.5%と、しっかりと割合を占めており、モデル名である「フィフティエイト 925」にもかかっているようです。
また、バックル部分やリューズにも、同じくシルバー925製が使われております。

シルバーの色味に良く合う新色の「トープ」のダイヤルは、グレイッシュな色味でお好きな方も多いのではないでしょうか。

チューダーの中でも過去に製造していた時計で「サブマリーナ」の名前を冠したモデルがあるように、元々はロレックスと似通った時計が作られていました。

しかしながら、日本にチューダー正規販売店が上陸した2018年前後頃から、徐々にチューダーならではの時計が出始めたように感じます。

ブラックベイのブロンズモデルもその先駆けであり、今回のシルバー素材もロレックスでは見られない新しい顔ぶれです。

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搭載キャリバーも昨年の新作となる「MT5400」でございます。

こちらは自社製キャリバーであり、COSC認定も受けていてパワーリザーブは約70時間と、実用性に特化し安心してご使用いただけます。

また両方向回転の自動巻きローターと、200Mの防水性能も備えているので、日常的にご使用頂いてストレスなく活躍できる時計です。

内部機械のクオリティとタフさは、ロレックスから受け継がれているように感じます。

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ファブリックストラップとレザーストラップの2種類ありますが、どちらも魅力的でチューダーらしさがありおすすめです!

ちなみに、レザーストラップは肌にあたる裏側部分がラバー素材となっているので、一般的な革ベルトよりも夏場などは快適にご使用いただけます。

ブレスレットがシルバー素材というのは無く、金属でもかっこいい気がしますが、
経年劣化を考慮すると、ファブリックやレザーのほうがメンテナンス面で手間が少なく丁度良いかもしれません。

今後の展開にも注目の1本です!

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生みの親であるロレックスは現在価格相場の変動が激しく、中々手を出しづらく時計本来の価値に疑問を感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その一方でチューダーは、機械式時計の中でも比較的手の届きやすい価格帯と、普段使いのしやすい機能面、丁度良いデザイン性から、年々人気が高まっています。

この機会にぜひご購入をお待ちしております。

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