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さて、本日は2015年ブランド誕生55周年を記念して世界限定400本で発表された特別モデル「スプリングドライブクロノグラフ SBGC013」をご紹介いたします。
SEIKO グランドセイコー スプリングドライブクロノグラフ SBGC013
まず時計を正面から見てみると、光沢のあるベゼルにはブランド初となるセラミック素材を採用。これまでのグランドセイコーにはなかった現代的な要素をセラミック加工の最高レベルとも言える美しい鏡面仕上げで実現しています。
ケースに使用されているブライトチタンケースと相まって、耐傷性はさながら特別モデルらしい高級感も与えています。
ケースサイズは43.5mmとやや大きめ且つ、文字盤内には日付窓、スモールセコンド、クロノグラフ積算計、パワーリザーブ表記と多機能ながらも全体にバランスよく配置されているため、それぞれの視認性も確保されています。
中でも深いブルー文字盤にゴールドで装飾されたクロノグラフ針やブランドロゴはアクセントとしてデザインを引き締め、より特別感を感じられます。
内部には2004年に発表したSEIKOの独自機構である「スプリングドライブ」を搭載していますが、往来の平均月差±15秒のところ、さらに時間精度を高め、平均月差±10秒(日差にすると約±0.5秒相当)と驚異的な精度を誇る特別ムーブメント「キャリバー9R96」を採用。
スプリングドライブといえばなめらかな運針(針の動き、進み方)が特徴的ですが、特にクロノグラフの動きは圧巻です。ちなみにこの動きは機械式特有の流れるようなスィープ運針、クォーツ式の1秒ごとに針を動かすステップ運針、それぞれの強みを上手く融合させたものですが、お客様、店頭スタッフ共に様々な時計を見ているからこそ、このスプリングドライブの動きについつい見惚れてしまうという方も多いはずです。
シースルーバックから見えるローターにはその特別精度ムーブメントの証としてグランドセイコーのシンボルマークである獅子の紋章が18Kイエローゴールドではめ込まれています。
また、裏蓋の外周部分には、55周年を記念する「55th anniversary」の刻印とシリアルナンバーが刻印されています。
まさに、1960年のブランド誕生以来セイコーが掲げている高精度、見やすさ、使いやすさといった時計本来のあり方を実現し、具現化したようなモデルといっても過言ではないほど、デザイン、実用性どれを取ってもブランドのこだわりを感じることができます。
中古商品ですので、お取りしきれないご愛用傷はございますが6月にSEIKOでのコンプリートサービスを行っておりますので、非常に良いコンディションでのご案内が可能です。
限定モデルということもあり、入荷の少ないレアピースとなっておりますので、お探しの方はぜひお早めご検討をおすすめいたします!