新型ロイヤルオークオフショア26420RO.OO.A002CA.01

2021年12月17日

本日も当ブログをご覧下さいましてありがとうございます。
今回はロイヤルオークオフショアの新作が入荷いたしましたのでご紹介いたします。

「オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 26420RO.OO.A002CA.01」

男性用のロイヤルオークオフショアは42mmと44mmの2サイズ展開でしたが、こちらは新たに加わった43mmサイズです。
最新の交換可能ストラップを採用しており、工具なしでストラップの交換ができるため、着用の幅が広がることでしょう。

また、インダイヤルの配置が変更され、APロゴが12時位置になっております。

これはムーブメント変更によるもので、今までロイヤルオークオフショアに使われていたCal.3126/3840ではなく、2019年に誕生した新型クロノグラフムーブメントCal.4401が搭載されています。

今までロイヤルオークオフショアに使われていたCal.3126/3840は、基幹ムーブメントであるCal.3120にデュボアデプラ社のクロノグラフモジュールを積んだ、いわゆる二階建てクロノグラフでした。

文字盤側にクロノグラフモジュールを追加しているため、カレンダーディスクのある階層が深く、サイクロプスレンズを使用して日付表示を拡大しておりました。


Cal.3126/3840

対して、26420RO.OO.A002CA.01に搭載されているCal.4401はオーデマピゲ初となる自社製造の一体型クロノグラフとなっているため、カレンダーディスクの階層は浅くなり、サイクロプスレンズは廃止されています。

また、コラムホイールをはじめとするクロノグラフの構造がシースルーバックから鑑賞できるようになったため、見応えのあるムーブメントとなっています。

もちろんスペックも大幅に向上しており、Cal.3126/3840の50時間パワーリザーブに対してCal.4401は70時間となりました。
これは主ゼンマイから供給されるトルクが大幅に増加したことによるもので、そのトルクは今までの約2.5倍にも及びます。

これによりパワーリザーブが延びた以外にも、強いトルクをテンプに安定して供給できるようになったため、パワーリザーブが減っても振り角の低下が起こりづらく、精度の向上に貢献しています。

このように26420RO.OO.A002CA.01は今までのロイヤルオークオフショアから大きく進化し、次世代と呼べる1本になっております。

元よりロイヤルオークオフショアは非常に流通量の少ないモデルのため、お早目にご検討くださいませ。

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