流行やジェンダーに囚われない、CHANELのJ12

2022年09月04日

当ブログをご覧の皆さまこんにちは。

本日は、世界中で愛されているブランド「CHANEL」のアイコンウォッチであるこちらの時計をご紹介いたします。

CHANEL シャネル J12 パラドックス 38mm

1910年にパリでオープンした「シャネル・モード」という帽子屋さんから始まったシャネル。
創始者ココ・シャネルは戦間期の女性社会進出と共に世間のジェンダー観やファッション観に大きな影響を与え、スポーティ、カジュアルそしてシックなスタイルを確立していきました。

「無駄のないデザイン」
ココシャネルの価値観に囚われず、シンプルながらも一つ一つの個性を大切にするデザインは洋服業界だけではなく、時計業界にも大きな影響を与えました。
中でも時計業界の新しいトレンドを作ったとされるモデルが今回紹介する、シャネルが2000年に発表した「J12」です。

一般的に時計には使われていなかった素材「セラミック」を使用し、カジュアルかつ高級感のあるデザインが注目を集めました。
また、セラミック素材は傷のつきにくさが最大のメリットであり、強さはステンレスの6倍と言われています。今ではウブロやロレックスのベゼル部分にもセラミックが採用されています。

腕時計業界にセラミックブームを起こすきっかけとなったJ12。そのシンプルなデザインがジェンダーに囚われる事無く多くの人に愛されています。

本日紹介するモデルは、そんなJ12の誕生から20周年目である2020年に発表された「J12 パラドックス H6515」スペシャルモデルです。

J12シリーズの特徴であるホワイトとブラックの二色を使った目を引くデザインですが、こちらのパラドックス、実はセラミックを二色に塗り分けているわけではないのです。
白いケースと黒いケースをスパッと切り、丁寧に組み合わされて時計が作られています。

「逆説」を意味する「パラドックス」というモデル名の通り、反対色である 白と黒の二色の調和が美しく、ファッション性をさらに高めています。

黒色の文字盤の上には白色の3のインデックスがデザインされており、視認性にも優れています。

さらにこちらの時計の魅力は配色デザインだけではなく、裏面にもあります。

サファイアクリスタルガラスのシースルーバックとなっているため、シャネルの自社ムーブメント「Cal.12.1」も鑑賞いただけます。

時計業界にセラミックブームを引き起こした、CHANELのアイコンウォッチ「J12」。
ジェンダーや流行など価値観に囚われず個性を大切にしてきたココシャネルの意志が最も表れているモデルともいわれています。
自分らしいファッションスタイルをさらに輝かせるためにコーディネートにプラスされてはいかがでしょうか。

店頭では気になるモデルをお見比べいただけます。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

今回ご紹介した腕時計はこちら

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