アニュアルカレンダー PATEK PHILIPPE 5905P-001

2022年10月04日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日はパテックフィリップの人気モデル「5905P-001」をご紹介致します。

本モデルは入れ替わりで生産終了となった「Ref.5960」の後継機ともいえるモデルです。

パワーリザーブ表示が廃止され、6時位置にあった同軸積算計の12時間計がなくなった事で、よりスッキリとした印象ですが、機能は同じため文字盤はそっくりです。
デザイン上の最大の違いは、クロノグラフのプッシュボタンが丸形から角形になっていることです。
クロノグラフはこのプッシュボタンのデザインで印象が大きく変わりますが、皆様はどちらがお好みでしょうか?
角形になったことで力強さとエレガントさが増しているように見えることから、高級感という点ではRef.5905に軍配が上がるのではないでしょうか。

またRef.5905のオリジナルとされるのは、2010年に発表されたRef.5205です。

Ref.5205がアニュアルカレンダーとムーンフェイズの搭載であるのに対し、Ref.5905ではムーンフェイズを廃してクロノグラフ機能が備わったモデルとなります。

プラチナのケースはパテックフィリップの自社工房にて冷間鍛造によって生成されています。
冷間鍛造とは、金属に圧力を加え熱は加えずに加工を行う事で、大変高度な技術を要します。
その分仕上がりの質感が高く、特に鏡面仕上げを施すとその美しさは特筆に値します。
どの角度から見ても、美しい曲線を描くケースやプッシュボタンのカーブはすべて手作業、長年培われた熟練の職人の手によって仕上げられています。

文字盤には繊細なサンバースト仕上げが施され、美しいブルーの色を重ねることによって生まれるブルーソレイユが非常に艶やかに見えます。

そしてプラチナモデルにのみ6時位置に配されたダイヤモンドは、腕に着けることが叶うオーナーだけに見える密かな楽しみで、所有満足度を高めてくれます。
パテックフィリップでは、今も昔も厳選したこだわりのダイヤモンドしか採用していないそうです。

トランスパレントバックから覗くのは、仕上げの美しさが光るアニュアルカレンダー機構搭載のフライバック・クロノグラフ「Cal.CH 28-520 QA 24H」です。
このムーブメントは402個もの部品から構成され、約55時間駆動します。複雑な機構をもちますが使い勝手に優れているのがパテックフィリップらしい点です。

今回ご紹介した個体は、この先も入荷が少なく入手困難なモデルであると思いますので、お探しの方は是非ともこの機会をお見逃しなく。

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是非この機会をご利用くださいませ。

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