当ブログをご覧の皆さんこんにちは。
気が付けば2022年もあと1ヶ月程となってしまいました。
本日はこちらの腕時計をご紹介いたします。
グラスヒュッテオリジナル パノマティック ルナ 1-90-02-46-32-55
グラスヒュッテオリジナルというと多くの方が「何処となくランゲ&ゾーネに似ている」と
感じていることでしょう。グラスヒュッテオリジナルに限らずドイツ製のブランドには
少々入り組んだ歴史がありますが、元をたどると一人の腕時計技師、アドルフ・ランゲに
結びつきます。アドルフ・ランゲがドイツの町グラスヒュッテに工房を開き、更に時計製造業を
広めたことにより、多くの時計ブランドが生まれ、ランゲ&ゾーネもその一つです。
戦争の影響で僅かに残った時計製造会社が纏められて国営時計会社として運営されていた際に、
ランゲ&ゾーネも含まれていたため、現在のグラスヒュッテオリジナルのデザインにもその
影響が伺えるのでしょう。
今回ご紹介するパノマティック ルナ 1-90-02-46-32-55はムーンフェイズと大きなデイト表示、
そしてなによりオフセットされたダイヤルが特徴的な一本です。
40㎜のケース径は使いやすいサイズ感というだけでなく、ステンレススティール製となっており、
比較されやすいランゲ&ゾーネのランゲ1との差別化が図られているように感じます。
ここぞという時の1本にピッタリなランゲ1に対し、普段使いにも気兼ねなく対応できる
パノマティックルナとなっています。
搭載されているムーブメントは自社製のCal.90-02。パワーリザーブは約42時間と決して
長いとは言い切れませんが、シースルーバックから覗く美しい造形は十二分に所有欲を
刺激するものです。
印象的なオフセットされた各ダイヤルは時分針とスモールセコンド、そして右上には半月上の
ムーンフェイズがデザインされ、その下を視認性抜群のビッグデイトとなっています。
ヌバック仕上げのレザーベルトにはDバックルが合わせられ、着脱が容易なだけでなく
落下の危険も最小限に抑えられるため毎日のご使用も安心していただける事と
思います。
上品なブルーのダイヤルとレザーベルトの組み合わせ故にスーツスタイルにピッタリなのは
もちろん、ダイヤル面のオフセットがアクセントとなりカジュアルスタイルでも腕元を
素敵に彩ってくれます。
日常使いにもピッタリなグラスヒュッテオリジナル パノマティック ルナ 1-90-02-46-32-55。
他のドレスウォッチとは一味違ったドイツらしい一本をぜひご検討ください。