GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
今回のブログでも、毎日更新中の「WINTER FAIR」よりおすすめの腕時計をピックアップさせていただきます。
本日のテーマは「日本人の腕元にマッチする40mmアンダーの腕時計」。
その中から普遍的なデザインと堅牢な作りが魅力の1本をご紹介いたします。
BREGUET ブレゲ トランスアトランティック TYPEXX タイプトゥエンティ 3820ST/H2/SW9
もともと「タイプXX」は、フランス軍の航空部隊用として開発されたミリタリーウォッチです。
1995年に初めて市販用として販売された「タイプXX アエロナバル」は好評を博し、ブレゲを代表するパイロットウォッチコレクションとして今もなお受け継がれています。
(ブレゲ アエロナバル TYPEXX 3800ST/92/9W6 SOLD OUT)
「トランスアトランティック」は、「アエロナバル」に日付表示を追加し、ベゼルをサテン仕上げにしたモデルです。
5大時計ブランドにも数えられるブレゲにおいて比較的購入しやすい価格のため、エントリーモデルとして長年愛されています。
搭載されている「Cal.582」は、アエロナバルと同じく1995年に誕生したムーブメントであり、
1994年に発表されたレマニア社の自動巻きクロノグラフ「Cal.1350」をフライバック化したものとなっています。
その際「Cal.1350」のフライバック化を手掛けたのが、
「ブレゲの再来」と称される天才時計師「フランソワ・ポール・ジュルヌ」です。
F.P.JOURNE フランソワ ポール・ジュルヌ スヴラン ゴールドダイヤル 40mm プラチナケース【未使用品】
ジュルヌの腕時計は極めて高い評価を獲得しており、現在では少々現実的でない価格になってしまっているため
「Cal.582」でジュルヌを体感するのも良いかもしれません。
実際にこのムーブメントは改良を施され、現在でも「Cal.582QA」としてマリーンクロノグラフなどに搭載されており、その基本設計がいかに優れていたかを物語っています。
BREGUET ブレゲ マリーン クロノグラフ 5527TI/G2/5WV グレー
ムーブメントのみならず、程よいサイズの「タイプXX」は、日常使用しやすい優れたモデルです。
スポーツウォッチでありながらドレスウォッチの意匠であるコインエッジを採用しており、ブレゲらしい品の良さを感じさせます。
30年近く前のモデルではありますが、現代でも通用する普遍的なデザインと堅牢な作りに加え、こちらの個体はブレゲにて正規コンプリートサービスを受けていることもあり、自信を持っておすすめできる1本です。
この機会に是非ご検討くださいませ。
▼今回ご紹介した時計はこちら
BREGUET トランスアトランティック TYPEXX タイプトゥエンティ 3820ST/H2/SW9
■毎日更新!WINTER FAIRはこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。