春を感じさせる『桜隠し』モデル

2023年04月05日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。

ビジネスシーンに映えるブランドウォッチ』特集から、「グランドセイコー SBGW289」をご紹介いたします。

「SBGW289」は、セイコースタイルを確立した「44GS」の誕生55周年を記念して、2022年に1200本限定で発売されました。
日本ではそのうち150本のみがブティック限定で販売されましたが、数量が少なかったこともあり即完売となりました。

グランドセイコーにおいて「SBGW」とは、「スモールセコンドを搭載していない、3針の手巻き式腕時計」を意味しています。
かつてムーブメントには「Cal.9S54」が搭載されていましたが、現行機には後継機の「Cal.9S64」が採用されています。
パワーリザーブの延長と安定した精度を追求しており、ドレスウォッチに向けられたようなシンプルなデザインのモデルが多い印象です。

モデル名にもなっている「桜隠し」とは、『春桜の花を雪が覆い隠す情景』からインスピレーションを受けています。
文字盤にはピンクとシルバーグレーが入り混じった繊細な色味が創り出されており、グランドセイコーらしい日本的な美しさを感じさせてくれる1本です。

角度や光の加減でピンクの色合いが変化して見えますが、柔らかなピンクカラーの文字盤は今の季節にピッタリな色合いです。

ビジネスシーンにおいては、ホワイトやシルバー、ブラックなど定番色の文字盤カラーがベターとされていますが、こちらのモデルはシルバー文字盤に近い感覚でご使用いただけます。

ケースサイズは36.5mmと現代の44GS史上最も小型のサイズになります。
また、ケースサイズに合わせて新規開発した細い略字や針などがバランスよく配置されています。
ケースの厚みも11.6mmという薄さにまとめられており、総じて収まりのよいサイズ感となっています。

ここ最近では『シェアウォッチ』という言葉も一般的になってきましたが、日付表示がないシンプルなデザイン、36.5mmというサイズ感ともにユニセックスでご使用いただけるポイントかと思います。
ボックス型のサファイア風防もクラシカルで過去のGSを彷彿とさせるデザインです。

ケースサイドにも特徴的な仕上げが施されており、グランドセイコーが好んで使用している「ザラツ研磨」によってケースサイドの表面を磨いて下地を整えています。
歪みのない平面と直線を主体としながら、逆傾斜になったケースサイドの面と稜線でつなげることによって、面と面が際立つシャープな造形美を実現しています。

ラグからサイドにかけて、シャープな三角形の鏡面部分が特徴的なこのフォルムは、44GSシリーズに代表される仕上げとなっています。

バックル部分には、ワンプッシュ三つ折れ方式のバックルが採用されています。
着脱を容易にしていることはもちろん、余計な力を加える必要がないため時計本体など他のパーツに負荷がかかりにくいのも嬉しいポイントです。

裏蓋にはグランドセイコーお馴染みの獅子エンブレムに、限定モデルの証である「LIMITED EDITION」の文字が刻印されています。
また、シリアルナンバーを表す「No.XXXX/1200」の文字も刻印されており、まさしく唯一無二の1本となっています。

▼本日ご紹介した商品はこちら

SEIKO グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGW289 9S64-00W0 桜隠し【世界限定1200本】

■ ビジネスシーンに映えるブランドウォッチ特集はこちら

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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