回転する文字盤で「ふたつの顔が楽しめる」ドレスウォッチ

2023年09月03日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は、現在公開中の「角型&トノー腕時計特集」よりこちらの時計を紹介いたします。

ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート・デュオ Q3988482 ブルー

老舗時計メーカーである「ジャガー・ルクルト」から、スポーツウォッチ、ドレスウォッチとしての顔を併せ持った「レベルソ」は1931年に登場しました。
角形モデルの定番として、幅広く人気のあるシリーズです。

ラテン語で「ひっくり返す」という意味の言葉から命名された通り、「レベルソ」は回転できるケースという他にはない魅力的な特徴があります。

はじまりは、ポロ競技の際に衝撃でガラスを割らないために取り入れられた仕組みで、文字盤裏面は無地のステンレススティールでしたが、文字盤を隠せるという上品さが当時の紳士、淑女たちから人気を博したそうです。
そして、表と裏にそれぞれ文字盤がある「レベルソ・デュオ」が登場しました。
同機能のレディースシリーズは「デュエット」と呼ばれています。

カレンダー機能や、ムーンフェイズなどのプチコンプリケーションを搭載したモデルもシリーズにラインナップされていますので、自分好みの一本を探す楽しみもございます。

表面の文字盤は、サンレイ仕上げが施された濃いブルーが印象的です。
文字盤の中心から放射状に広がる細かな筋が美しい仕上がりで、この筋目が細かいほど高い技術力が施された高級品であるといわれています。
近くで見てみると繊細な文字盤の加工がよく分かります。

「クラシック」シリーズでは四角形のスモールセコンドだったのに対し、この「トリビュート」では円形になり、より洗練されたエレガントな雰囲気を纏っています。

ブルー文字盤を回転させると、裏面からは「クル・ド・パリ」装飾が目を惹く洗練されたシルバー文字盤が現れます。
細かなピラミッド型が並んだクル・ド・パリ装飾にも、長い歴史を誇る「ジャガー・ルクルト」ならではの磨き抜かれた技術が光ります。

また、裏面のシルバー文字盤で第2時間帯を表示することも可能です。
回転させることで、2ヵ所の時刻を簡単に切り替えることができ、24時間表示のデイ・ナイト機能も備わっていますので、海外で過ごす際にもピッタリのデュアルタイムモデルです。

この「レベルソ」の最大の特徴ともいえる、回転させる動き。
時計本体をグッと押してずらし、本体を持ち上げて回転させ、パチっと押しこむことで、回転させることができます。

他の腕時計ではできないスマートなその動きは、思わず他人の目を奪う遊び心のある仕様ではないでしょうか。

バックルは「Dバックル」が採用されています。

革ベルトの腕時計は、時計の付け外しが少し面倒だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな付け外しの手間を少し解消してくれるのがこの「Dバックル」です。

一度サイズを合わせて固定させることで、金属ブレスレットタイプのように片手で付け外しができるようになります。

回転式という独自構造のケースで、いつでも表と裏、ふたつの顔と機能を切り替えられる。
そこが角型時計「レベルソ」が長年愛され続けている理由であると思います。

そして「ジャガー・ルクルト」はスイス公式クロノメーター検定基準をはるかに上回る内部検査テストを実施。
品質試験は、6項目にわたり、「1,000時間コントロールテスト」と呼ばれるものを独自に課しています。
精度、気温変化への耐性、気圧変化への耐性、耐衝撃性、耐磁性、防水性において、厳格な検査が行われています。

シンプルで飽きの来ないデザインである上、厳しい検査を行っている腕時計だからこそ、日常的に長くご愛用いただける名作腕時計です。

▼ 今回ご紹介した腕時計はこちら

ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート・デュオ Q3988482 ブルー

■角型&トノー腕時計特集はこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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