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こちらの記事では、現在公開中の「角型&トノー腕時計特集」よりこちらの時計を紹介いたします。
TAG HEUER タグホイヤー モナコ CBL2113.BA0644
角型ケースやトノーケースと聞くと、ジャガールクルトのレベルソやカルティエのタンクを思い浮かべる方も多いかと思います。
しかしながら、角型ケースの時計を語る上でタグ・ホイヤーのモナコは外せない1本であると言えます。
なぜなら、「世界で初めてスクエアケースに防水性能を持たせた腕時計」というバックグラウンドを持っているからです。
1969年に誕生したモナコですが、当時の各ブランドが販売する腕時計はラウンドケースがほとんどでした。
当時の技術では角型ケースに防水機能を備える事は極めて難しかったからです。
そんな中、タグ・ホイヤーは特別なパッキンを精密な蓋で挟み込む技術を開発し、高い防水性能を誇るスクエアケースの腕時計を生み出しました。
モータースポーツからインスピレーションを受けて誕生したモナコですが、そのモデル名はモナコ公国にて行われている市街地レース「モナコグランプリ」が由来となっています。
その人気に拍車をかけることになったのが、1960年代から70年代にかけて活躍した名俳優スティーブ・マックイーン氏です。
主演を務めたカーアクション映画「栄光のル・マン」にて着用したことで、より一層人気に火が付きました。
スティーブ・マックイーン氏が映画で着用していた影響もあってか、モナコと言えば「ブルーダイヤル」「レザーベルト」のイメージが強いかと思います。
事実、オリジナルモデルをモチーフとしたブルーダイヤルにレザーストラップを組み合わせた通称スティーブ・マックイーンモデルも高い人気を誇っています。
しかしながら今回は、あえてブレスレットタイプでブラックダイヤルのモナコをご紹介します。
ブラックダイヤルはサンレイ加工にサテン仕上げが施されており、爽やかなブルーダイヤルと比べてエレガントな印象です。
クロノグラフ針や積算計にレッドカラーの針が用いられている点はブルーダイヤルと同じですが、ブラック×レッドの組み合わせはスポーティーさが際立っています。
また、1970年代初めのモナコに使用されていたH字型のブレスレットが採用されています。
初代のスティール製ブレスレットのデザインは残しつつ、着用感も時を重ねて改善されています。
両開きタイプのバックルも着用時の安定性を高めてくれるので嬉しいポイントです。
サファイアクリスタルのケースバックからは、自社製自動巻きムーブメント「ホイヤー02」を眺めることができます。
キャリバー12を搭載していた先代と比べると、スモールセコンドが追加されているため実用面での機能が向上されています。
80時間のパワーリザーブを誇り、100mの防水性能を確保しているため日常使いでも安心です。
視認性にも優れていてパッと見たときのインパクトが絶大なモナコ。
誕生当初のデザインを今なお踏襲しており、縦39mm×横39mmのスクエアケースは大きすぎることは無いながらも、モナコが持つクラシカルで独特な力強さを表現しています。
レザーベルトが定番のモナコですが、ビジネスシーンはもちろんTPOを選ばずご着用いただけるブレスレットタイプも非常におすすめです。
ぜひ、ご検討いただければと思います。
▼ 今回ご紹介した腕時計はこちら
TAG HEUER タグホイヤー モナコ CBL2113.BA0644
■角型&トノー腕時計特集はこちら
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。