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今回は、8月に入りメーカー価格改定を行ったTAG HEUERより、カレラ60周年として2023年に発表された時計をご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ CBS2212.FC6535
カレラは1963年に誕生しました。
当時のCEOであったジャック・ホイヤーが、新しいクロノグラフの開発中に「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」という伝説的な公道レースにインスピレーションを得て、カレラと名付けました。
60年~90年代のカレラは初期のデザインを大きく変えることなくクラシックなシリーズとして生産を続けていました。
1999年にLVMHグループの傘下に加わっており、2000年代からは、カレラはモダン且つスポーティーな印象へとデザイン変更されていきます。
ですが、2020年のタグホイヤー創業160周年を境に、1860本限定で発売された初代カレラ「2447S」のデザインをベースに作成し、同じく1860本限定で発売した「タグ・ホイヤー カレラ創業160周年記念 CBK221B.FC6479」や、ケース径こそ大きめではありますが、当時のカレラを彷彿とさせる「カレラ キャリバー ホイヤー02 エレガントクロノグラフ」など、オリジナルのデザインや仕様を取り入れた時計を多く発表していきました。
本日紹介する「CBS2212.FC6535」は2023年にカレラ60周年の年に発表された現行品です。
オリジナルのインスピレーションと現在の技術の融合を感じる時計となっています。
ベゼルレスの39mmケースと、サイズ感からもオリジナルの要素を感じます。
文字盤にタキメーターを配置し、ベゼルを薄くすることでダイヤルの面積が大きくなり、視認性を高める工夫がされています。
6時位置に日付表示を置くあたりも、往年のカレラに通じる味わいがあります。
文字盤上のタキメーター、現代的なアプライドインデックスなど、新しいデザインも取り入れていますが、クラシックなデザインと見事に馴染んでおり、時計好きから見ても説得力のあるデザインに仕上がっています。
ガラスはボックス型サファイアガラスとなっており、弧を描いて盛り上がっています。
ヴィンテージ時計などで多く採用されているボックス型は、プラスチックガラスの強度を担保するために設計された仕様ですが、今ではクラシックなデザインを表現するときに取り入れられることも多々あります。
こちらの時計のガラスはサファイアガラスなので非常に頑丈な素材でありながら、クラシカルなディティールも楽しむことができます。
ムーブメントはキャリバーホイヤー02を改良したキャリバーTH20-00が搭載されています。
80時間のパワーリザーブを備え、一部の歯形を変えたほか、自動巻きも片方向巻き上げから両方向巻き上げにアップデートされたことで、腕の動きが大きい時には主ゼンマイの巻き上げ効率が良くなります。
この機会にぜひご検討ください。
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TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ CBS2212.FC6535
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。