多機能モデルとは思えない、絶妙なバランスが魅力のラグスポウォッチ

2023年10月04日

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただき誠にありがとうございます。

今回も現在開催中の「男のラグジュアリーウォッチスタイル特集」より、おすすめの一本をご紹介いたします。

腕時計の歴史を語る上で外せないPATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)。
誰もが憧れる時計ブランドとし、ノーチラスやアクアノートなど様々なモデル展開がされています。

その中でも「プチコン」の愛称で知られる人気モデルの「PATEK PHILIPPE ノーチラス パワーリザーブ&ムーン 5712/1A-001」は大変美しいバランスを持った人気モデルです。

本日はこちらのモデルをご紹介いたします。

PATEK PHILIPPE ノーチラス パワーリザーブ&ムーン 5712/1A-001

ノーチラスとはパテックフィリップ初のラグジュアリーウォッチです。
デザインは時計界のピカソと称される、ジェラルド・ジェンタ氏が担当しました。

初代ノーチラスとして誕生したのは1976年のこと。
「Ref.3700/1」は薄く、3時と9時の両サイドの耳であり、特徴的なベゼル形状が印象的です。

そして、今回お話しさせていただく「5712/1A-001」は、ノーチラス生誕30周年を記念して作られました。

「5712/1A-001」は2005年に誕生したノーチラス初のコンプリケーションモデル「Ref.3712/1A」の後継機に当たります。

<ノーチラス パワーリザーブ&ムーン 5712/1A-001>

後継機と言っても「3712/1A」の誕生の翌年2006年に「5712/1A-001」へと切り替わっています。

大きな変更点としては、2ピースから3ピースケースへ構造が変更されたこと。
両方とも現在も長く愛されているモデルですが、「5712/1A-001」はより洗練された雰囲気で、ラグスポウォッチらしい風格を放ちます。

「5712/1A-001」を魅力を語るうえで外せないのが、文字盤のバランスの良さではないでしょうか。

複雑機能を多数搭載していながら、高い視認性を誇るこのデザイン力はパテック・フィリップならではでしょう。

デイトカレンダー、ムーンフェイズ、パワーリザーブにスモールセコンド。
各機構が黄金比に基づいた設計となっているようです。

ケースサイズは40mmと腕へ乗せたところのバランスも良く、充実した機構を搭載しながらも厚みは僅か8.52mmと薄く着用感も最高です。

正面から見た際はがっしりした印象を持つかもしれませんが、薄い構造な為、スーツの袖にもスッキリと収まります。
3針モデルの「5711」と比較してもたった0.22mmしか厚くなっていません。

搭載キャリバーはパテックを代表するマイクロローター採用の超薄型(2.53mm)自動巻ムーブメント240の派生型「Cal.240 PS IRM C LU」。

約48時間のパワーリザーブと、安心して使えるスペックが備わっています。

画像右下にあるゴールドのマイクロローターにはパテック・フィリップのロゴが刻印されており、所有者だけが感じることのできる満足感を与えてくれます。

ローターが小さいため、ムーブメント全体が細部まで見やすく、機械好きにもたまらない仕様となっています。

「プチコン」という愛称で親しまれているパテックを代表する人気モデルを、ぜひこの機会ご検討ください。

▼ 今回ご紹介した腕時計はこちら

PATEK PHILIPPE ノーチラス パワーリザーブ&ムーン 5712/1A-001

■ 男のラグジュアリーウォッチスタイル、特集ページはこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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