本格的な冬の訪れに、つい一か月前との気温差に驚く日々です。
朝晩冷え込む日が続いているため、そろそろダウンを解禁してもよいのではないかと考えております。
そんな冬の装いが主役になると同時に、街は煌びやかなクリスマスムードへと変わり始めました。
イルミネーションが輝くこの季節は、一年で最もロマンチックな時間が流れるとき。
デートやディナーなど、大切な方と過ごすシーンも増えるのではないでしょうか。
ふとした瞬間に袖口から覗く時計が素敵だと、それだけで男性の魅力はぐっと増すものです。
そこで今回は、「二十代女性スタッフが選ぶ目を惹く時計」をテーマに、年代を問わず常に高い人気を誇るカルティエから厳選した三本をご紹介いたします。
ぜひ最後までお楽しみください。
1847年にジュエラーとして創業後、数々の王室を虜にしその名を馳せたカルティエ。
サントスに始まるウォッチメゾンとしての歴史もよく知られています。
そんなカルティエのコレクションの中からまずご紹介したいのはこちら。
◆CARTIER カルティエ カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WGCA0009 ピンクゴールド
2014年、ブランド初のダイバーズとして登場したコレクションです。
2019年に惜しまれつつも生産終了となってしまいましたが、カルティエ初の自社キャリバーを搭載したことから名付けられた「カリブル」という響きに、時計好きの心をくすぐるロマンを感じずにはいられません。
この時計の最大の魅力は、「無骨なダイバーズ」と「カルティエのエレガンス」という相反する要素の融合です。
42ミリという大ぶりなケース径がもたらす男性らしいがっちりとした存在感はそのままに、素材にはラグジュアリーなピンクゴールドを採用。
そこにスポーティーなラバーストラップを組み合わせることで、見事にカジュアルダウンされています。
これからの季節、黒やネイビーといったダークトーンのダウンジャケットや重めのコートの袖口から、この艶やかなピンクゴールドがちらりと覗くと、非常に色気があります。
「ゴールド時計はキザに見えそう」と敬遠される方もいらっしゃいますが、ラバーベルトとダイバーズデザインが程よく中和してくれるため、嫌味なく大人の余裕を演出できる一本です。
次にご紹介するのはこちら。
◆CARTIER カルティエ タンク ルイ カルティエ LM ラージモデル WGTA0191 イエローゴールド
カルティエの代名詞とも言える「タンク」シリーズ。
その中でもこちらは、創業者ルイ・カルティエの名を冠し、最上級のエレガンスを追求した特別な一本です。
アールデコ様式の先駆けとなった美しい直線と曲線の調和は、まさに「身に着ける芸術品」。
特筆すべきは、この深く吸い込まれるようなグリーンラッカー文字盤です。
インデックスをあえて排したミニマルなデザインが、イエローゴールドのケースとグリーンのコントラストをより一層際立たせています。
LMサイズ（ラージモデル）という表記ですが、現代の時計の中では大きすぎず、日本人の男性の手首にも上品に収まる絶妙なサイズ感。
冬の装いの差し色としてこの深い緑を取り入れるセンスには、女性目線でも「おっ」と目を惹かれます。
また、手巻き式という点もポイントです。
忙しい朝、リューズを巻くそのひと手間を愛しむ姿には、丁寧な暮らしを送る男性の知性と品格が表れるように感じます。
最後はこちら。
◆CARTIER カルティエ パシャ パシャ ドゥ カルティエ WSPA0009
2020年に待望の復活を遂げた「パシャ」コレクション。
ラウンドケースの中に描かれたスクエアのレールウェイ分目盛や、カルティエには珍しいアラビアンインデックス。
これらはメゾンの伝統的なデザインコードを継承しながらも、どこか現代的な遊び心を感じさせます。
かつてマラケシュの太守（パシャ）の「プールで泳げる時計を」という要望によって製作されたというストーリーも、男心をくすぐるのではないでしょうか。
防水性を高めるための特徴的なリューズキャップは、機能性のみならず、まるでジュエリーのような華やかさを手元に添えてくれます。
そして、このモデルの大きなメリットが、「ステンレスブレスレット」だけでなく「交換用のレザーストラップ（とバックル）」がセットで付属しているという点です。
「クイックスイッチ」システムにより、工具を使わずワンタッチで誰でも簡単に交換が可能。
例えば、厚手のコートやジャケットスタイルの日には「ブレスレット」で重くなりがちな冬の装いにシャープな輝きを添えて。
一方で、柔らかなニットやウール素材の日には「付属のレザーストラップ」に付け替えて、温かみのあるシックな腕元に。
その日のコーディネートに合わせて、この冬だけで全く異なる二つの表情を楽しめる、非常にお得で満足度の高いモデルです。
いかがでしたでしょうか。
女性スタッフ目線で選んだ三本をご紹介いたしました。
これから出番の増えるニットやコートなど、冬のボリュームあるお洋服にも負けない存在感を持つ時計たち。
「今年の冬は手元から格上げしたい」とお考えの方は、ぜひこの機会にカルティエのエレガンスを纏ってみてはいかがでしょうか。
▼本日ご紹介した商品はこちら
◆CARTIER カルティエ カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WGCA0009 ピンクゴールド
◆CARTIER カルティエ タンク ルイ カルティエ LM ラージモデル WGTA0191 イエローゴールド
◆CARTIER カルティエ パシャ パシャ ドゥ カルティエ WSPA0009
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。
written by GMTスタッフ
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