1845年から続くグラスヒュッテの時計造りの伝統を、東西統一後に正式に継承した正統派のブランド、グラスヒュッテ・オリジナル。
今回はそんなグラスヒュッテ・オリジナルが生んだこちらの傑作をご紹介いたします。
GLASHUTTE ORIGINAL グラスヒュッテ オリジナル セネタ エクセレンス パノラマデイト ムーンフェイズ 1-36-04-02-05-50
◆驚異の内製率が物語る「真のマニュファクチュール」
現在、多くの時計ブランドが存在しますが、自社で「文字盤」や「針」まで製造できるブランドは世界でもごく僅かです。
グラスヒュッテ・オリジナルは、かつての東ドイツ時代の国営企業をルーツに持ち、あらゆるパーツを自社で作り上げる圧倒的な内製率、95%を誇ります。
「他所から買ったパーツを組み立てる」のではなく、「理想の時計のためにパーツから生み出す」。
このストイックなまでの自前主義が、手に取った瞬間に伝わる「塊感」と、細部まで隙のない仕上げを生み出しているのです。
◆視線を奪う「段差なき」パノラマデイトの魔法
この時計のアイコンと言えば、4時位置に鎮座する「パノラマデイト」です。
通常、大きな日付表示(ビッグデイト)は2枚のディスクを重ねるため、数字の間に段差や仕切りができてしまいます。
しかし、グラスヒュッテ・オリジナルの技術力は違います。
2枚のディスクを同一平面上に配置することで、まるで一枚の板に数字が書かれているかのようなフラットな表示を実現。
窓の間に支柱がないため、表示の視認性も非常に高くなっています。
これは単純な仕組みに見えて、極めて高い設計精度が要求される、グラスヒュッテ・オリジナルの代名詞とも言える技術です。
◆「29 1/2」に込められた誇りと、緻密な文字盤のレイアウト
文字盤を眺めてみてください。
先述した4時位置のパノラマデイトと、10時位置のムーンフェイズ。
一見するとアシンメトリー(左右非対称)ですが、実は対角線上に要素を配置することで、完璧な視覚的バランスを保っています。
ムーンフェイズの横に、さりげなく記された29と1/2の数字。
これは、月が新月から次の新月へと満ち欠けする周期(朔望月)である 「約29.5日」 を表しています。
この数字が刻まれている理由は、この時計が「マリンクロノメーター(航海用精密時計)」の系譜を継ぐものであるためです。
大海原で現在地を知るためには、正確な時刻と天体の動きが不可欠でした。
当時の航海士にとって、月の満ち欠けの周期(約29.5日)を知ることは、潮位を予測し、安全な航海を続けるための「死活的なデータ」だったのです。
こうした重要な機能を、レイアウトを崩さない程度のバランスでサラッと搭載している点がグラスヒュッテ・オリジナルの器用さを感じる点です。
さらに、銀色のザラついた質感が美しい「シルバーグレイン仕上げ」の文字盤の上を、伝統的な熱処理による青焼き針が滑ります。
光の当たり方で黒から鮮やかなブルーへと表情を変えるその姿は、まさに芸術品です。
見て楽しめるだけでなく、歴史的な背景を知ることで、より愛着が湧いてくるような時計です。
◆ハイスペックな自社製キャリバー、36-04の力
見た目の優雅さとは裏腹に、搭載されている自社製自動巻きムーブメント「Cal.36-04」は驚異的なスペックを誇ります。
シングルバレル(香箱一つ)でありながら、約100時間のロングパワーリザーブを確保。
また、最新のシリコン製ヒゲゼンマイは磁気の影響を受けにくく、現代の生活環境でも高い精度を安定して維持します。
このモデルは24日間に及ぶ独自の厳格なテストをパスしており、ケース裏にはその合格を証明する彫り込みがなされています。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドイツ時計らしい質実剛健な中身と、見る者を魅了するエレガントな外見が見事に同居した一本です。
流行に左右されず、技術的な裏付けがある本物を手にしたい。
そんな欲求を、これほどまでに満たしてくれる時計は他にありません。
ぜひ、一度手にとっていただければ幸いです。
▼今回ご紹介した腕時計
GLASHUTTE ORIGINAL グラスヒュッテ オリジナル セネタ エクセレンス パノラマデイト ムーンフェイズ 1-36-04-02-05-50
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