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ここ最近、パテックフィリップやチューダーより突然の新作発表が行われ話題になりましたが、
今年は「バーゼルワールド」や「SIHH」も開催されなかった為、
メーカーも相次いで工場を封鎖していた関係から各ブランド新作が非常に少ない印象です。
そんな中タグホイヤーの2020年新作「オウタヴィア」が2種入荷したのでご案内します。
ブレスレットモデルのブルーダイヤル 「タグ・ホイヤー オウタヴィア オートマティック キャリバー5 クロノメーター WBE5116.EB0173【2020年新作】」
ストラップモデルのブラックダイヤル 「タグ・ホイヤー オウタヴィア オートマティック キャリバー5 クロノメーター WBE5114.FC8266【2020年新作】」
「オウタヴィア」というネーミングはホイヤーの造語で自動車を表す「AUTO」と
航空の「AVIATION」のを組み合わせたものです。
この60年近く昔にデビューした「オウタヴィア」というネーミングが復活したのは
2017年の「オウタヴィア ヘリテージ クラシック」が最初で今回は第2弾になります。
コンセプト的にも前回同様クラシックなイメージのデザインを現代的なサイズに落とし込んでいます。
前回の「ヘリテージ クラシック」はクロノグラフという事もあり、
どちらかというと「AUTO」よりでしたが今回はパイロットウォッチです。
両方向回転のベゼルを採用し、アラビアインデックスと太めの針と視認性重視のデザインになっています。
そしてヴィンテージ感を出すためにダイヤルはセンターに向けて色が薄くなっていて焼けたような感じになっています。
ベゼルは耐久性の良いセラミックを採用。
デザイン以外でのポイントは先ず、ムーブメントです。
今回採用されたのはホイヤーの3針モデルでは定番の「キャリバー5」ですが
このモデルに搭載されている「キャリバー5」はCOSC認定のクロノメーター証がついているという点です。
かつては「グランドカレラ」では認定を受けていましたが、ホイヤーの現行モデルでCOSC認定を受けているのは
トゥールビヨンの「ホイヤー02T」シリーズのみです。
ここにこのモデルを只のヴインテージスタイルの時計じゃないというホイヤーの意気込みを感じます。
裏蓋にはクルマのタイヤと航空機のプロペラを組み合わせたオリジナルエンブレムが描かれています。
技術的なポイントは他にもあり、ブレスレット、ストラップが工具なしでワンタッチで外せるという機能です。
ブレスレットは内側のレバーを引くだけ、ストラップでは内側のボタンをスライドさせるだけで容易に外せます。
ばね棒はラグについたままになっています。
このばね棒は外せないので、ストラップモデルではベルト交換の際は純正品
もしくはNATOタイプしか使えないというのは自由度の低さではマイナスポイントです。
ブレスレットモデルには付属品でNATOストラップがついているので、
仕事の時はブレスレット、オフの日はNATOストラップという使い方が簡単にできます。
前述しましたが今年は例年に比べ新作の発表が少なく非常に寂しいですが、
GMTではいち早く入荷しご案内できるように頑張りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。