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今回はこちらの時計を紹介いたします。
ULYSSE NARDIN ユリス・ナルダン マリーン トゥールビヨン 1283-181/E0 ホワイト
「トゥールビヨン」はブレゲが開発した機構であり、「ミニッツリピーター」「パーペチュアルカレンダー」と並び3大複雑機構と称されております。
重力による精度への影響を抑えるために「調速脱進機を回転させる」という発想自体の凄さはもとより、腕時計の心臓部である調速脱進機が回転し続けるという視覚的な面白さもあるという部分がトゥールビヨンの魅力です。
携行しているほとんどの時間がポケットの中にある懐中時計と比べ、腕時計は同じ姿勢でいることが少ないため、姿勢差を解消するというトゥールビヨンの有効性はかつてほどないと言われております。
しかし、トゥールビヨンの製作に必要な技術力やその高い審美性は複雑時計の醍醐味であり、高額なモデルばかりなこともあって、憧れているお客様も多いのではないでしょうか。
こちらはトゥールビヨンの中でも「フライングトゥールビヨン」に分類されます。
フライングトゥールビヨンは通常のトゥールビヨンと比較すると、テンプを支える「ブリッジ」がなく、まるで調速脱進機が浮かんでいるかのような印象を受けます。
ブリッジがないため回転する調速脱進機をよりハッキリと鑑賞することができ、トゥールビヨンを所有する満足感を存分に満たしてくれることと思います。
※ブリッジのあるトゥールビヨン【ランゲ&ゾーネ 1815 トゥールビヨン 730.025F】
ユリスナルダンは170年以上の歴史を持つ名門ですし、そんなユリスナルダンのフライングトゥールビヨンが200万円以下で手にできるというのはかなり魅力的ではないでしょうか。
また当店には11/5現在、トゥールビヨンを搭載している時計が9本ございます。
トゥールビヨンはブランドが力を入れて製作している逸品ばかりですので、是非店頭でその美しさをご覧ください。
当店で購入可能はトゥールビヨンはこちら