YouTubeで動画も公開中!「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 」

2023年04月22日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。

今週もGMTのYouTubeを公開しましたが、すでにご覧いただきましたでしょうか?

本日は、YouTubeをより楽しむために「スピードマスター」について詳しくお話させていただきます。
ぜひYouTubeGMTブログ、あわせてご覧くださいませ。

【 オメガの歴史 】

オメガはスイスで生まれた老舗の高級腕時計ブランドです。
究極のブランドを目指すという意気込みからギリシア文字における最後の文字のオメガをブランド名に選びました。

ブランドの始まりは1848年。
スイスの時計職人ルイ・ブランがスイスに工房を構えて事業を開始したのがオメガの始まりですが、初めはスイス時計作りではなく、主流であった懐中時計の組立作業が主要な業務でした。

その後、ルイ・ブランの息子たちが時計工房を引き継ぎ、現在の高級時計ブランドへと発展させていきました。

1932年にはオメガ時計の精度の高さが評価され、ロサンゼルスオリンピックでの公式のタイムキーパーに選ばれます。
以降も27回もオリンピックで公式計時を任されるようになり、その名は世界に知れ渡りました。

OMEGA オメガ スピードマスター Cal.321 39.7mm 311.30.40.30.01.001

OMEGA オメガ スピードマスター Cal.321 39.7mm 311.30.40.30.01.001

【 スピードマスターとは 】

今回お話させていただく「スピードマスター」は1957年にカーレース計測のための視認性や耐衝撃性を備えたクロノグラフウォッチとして誕生しました。

1965年には過酷なテストに唯一耐え、NASA(アメリカ航空宇宙局)に公式採用。
それを機に文字盤には「PROFESSIONAL」の文字が入るようになります。

そして、スピードマスターと言えば、人類史上初めて月に降り立った時計としても有名です。

1969年7月にアポロ11号の宇宙飛行士とともに月に降り立ち、その後6回も月面着陸に携行されています。
初めて月に降り立った際に「ムーンウォッチ(MOONWATCH)」と命名されました。

また、1970年にはアポロ13号の事故の際、あらゆる電子機器が使えなくなる中、乗組員の生死を決める14秒間のエンジン噴射をこの時計がしっかりと計測した事から、名誉だけでなく性能面でも優れていることが分かります。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

【  ムーンウォッチ プロフェッショナル とは  】

もしスピードマスターをご検討いただいている方がいるのならば、一番王道なモデル「ムーンウォッチ プロフェッショナル」は欠かせません。

スピードマスターは様々なバリエーションがあり、その中でもムーンウォッチ プロフェッショナル はスピードマスターシリーズの起源にして頂点に君臨するモデルです。

そして、長い歴史の中でモデルチェンジ・マイナーチェンジを繰り返してます。

2023年4月現在、第8世代まで登場しており、現行のスピードマスターのベースとなっているのは、第4世代です。

今回のYouTubeでご紹介している「Ref. 311.30.40.30.01.001」に搭載されるスピードマスターの初代ムーブメント「Cal.321」は第4世代まで搭載されていました。

OMEGA オメガ スピードマスター Cal.321 39.7mm 311.30.40.30.01.001

そしてそのムーブメントは2019年に復刻生産されています。

時計業界でモデルの復刻は良くあることですが、ムーブメントの復刻はかなり異例の出来事であり、可能な限り正確に再現する為、Cal.321専用工房内で一人の職人が一つのムーブメントの全工程を担当しているそうです。

それだけオメガはこのムーブメントに力を入れていることが分かります。

尚、各モデルの主なモデルチェンジ・マイナーチェンジは下記のようになります。

初代(1957年頃) → 矢印型のブロードアロー針
第2世代(1959年頃) → 黒色ベゼル・ストレートなアルファ針
第3世代(1963年頃) → 白ペイントのバトン針
第4世代(1965年頃) → 左右非対称のケース、リュウズガード搭載
※Cal.321はこの年代まで搭載。
第5世代(1968年頃) → Cal.861ムーブメント搭載
第6世代(1996年頃) → Cal.1861ムーブメント搭載
※サファイアクリスタルガラスを採用したモデルも登場
第7世代(2014年) → ブレスレットのねじ留めが変更
第8世代(2021年) → Cal.3861ムーブメント・コーアクシャル機構・マスタークロノメーター搭載

そして、2021年に登場した「Ref.310.30.42.50.01.001」と「Ref.310.30.42.50.01.002」が第8世代となりました。

【 第8世代のスピードマスター 】

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001
OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.002

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.002

上記モデルには、マスタークロノメーター認定のコーアクシャルムーブメント「Cal.3861」を搭載。

1万5000ガウスもの高耐磁性と日差0〜+5秒の高精度、5〜8年に一度のオーバーホール頻度と日常使いにおけるデメリットがほぼなくなったと言っても過言ではない逸品です。

また、見た目でわかる第7世代との変更点は「ステップダイヤル」の採用、針やバックルの変更などがあります。

ステップダイヤルとは、段付き文字盤とも呼ばれる文字盤の外周部、ミニッツトラック部分に段差がある仕様のことです。

また、長針・クロノグラフ秒針の先端が文字盤に近づくようにカーブしています。

ステップダイヤルや針のカーブはヴィンテージモデルに採用されていたため、以前に持っていた方の中にはこの文字盤を見て懐かしいと思った方もいらっしゃるかもしれません。

また、現在当店には第8世代の「Ref. 310.30.42.50.01.001」と「Ref. 310.30.42.50.01.002」の在庫がございます。

ケース計や防水性は同じですか、前者はヘザライトガラス(強化プラスチック)モデル、後者はサファイアガラス+シースルーバック仕様です。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.002

やはりスピードマスターといえばメタルバックに強化プラスチックモデルがいいか、いやいや美しいムーブメントを眺めるシースルーバックも捨てがたいと同じ第8世代でもお悩みの方と沢山お会い致しました。

新宿南口の店舗では直接お手に取ってご覧いただけます。
ぜひご検討下さいませ。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

【 その他のおすすめシリーズ 】

スピードマスター=ムーンウォッチというイメージが強い方もいらっしゃるかと思いますが、ヴィンテージの印象が強い「スピードマスター57」や現代的なデザインを持つ「スピードマスターレーシング」などもございます。

その他にも前面ブラックで統一された「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」や1970年にNASAからオメガに贈られた「シルバー スヌーピー アワード」受賞50周年を記念して誕生したモデル等もあります。

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ ダークサイド・オブ・ザ・ムーン ブラック 311.92.44.51.01.005

OMEGA オメガ スピードマスター スヌーピーアワード50周年記念モデル 310.32.42.50.02.001 ブレスレット仕様

店頭に在庫のある商品は全て新宿の店舗に在庫がございます。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

▼本日ご紹介した商品はこちら

OMEGA オメガ スピードマスター Cal.321 39.7mm 311.30.40.30.01.001

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.001

OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.002

■ YouTube動画はこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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