GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
今回は独立時計の中でも高い評価を獲得している「F.P.JOURNE」より素晴らしいモデルが入荷しましたので、ご紹介させていただきます。
F.P.JOURNE フランソワ ポール・ジュルヌ オクタ リザーブドマルシェ プラチナ 最初期型
1999年にスイスのジュネーブで誕生したフランソワ ポール・ジュルヌは独創的なデザインと確かな技術をもとに生み出された多彩な技術が詰まったブランドです。
今回ご紹介する「オクタ」はフランソワ ポール・ジュルヌの基幹コレクションとして2001年に誕生しました。
モデル名となっている「オクタ」は、ギリシャ語で数字の「8」を意味する言葉です。
これは8日間のパワーリザーブを持ったモデルを開発しようとしていたことの名残とされています。
そんな「オクタ」の中でも今回ご用意したイエローゴールド文字盤のタイプは非常に希少な時計となっています。
正確な生産本数は不明なものの、2001年の製造開始よりわずか2年間のみの製造されたイエローゴールド文字盤のタイプ。
その人気の高さからモデルの誕生20周年を記念した2021年に、99本限定で復刻モデルとして販売されたほどです。
まずは文字盤からご紹介いたします。
3時位置にセットされているこちらの文字盤。
製造は現在、フランソワ ポール・ジュルヌの子会社である「カドラニエ・ジュネーブ」によるものです。
文字盤内部に刻まれている装飾の正確性、アラビア数字やレイルウェイ、独特な形をした針の美しさなど、いずれをとっても世界屈指の技術力を堪能していただけると思います。
プラチナ製38mmのケースに収められているのは120時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーヴメントCal.1300です。
このCal.1300はジュルヌ氏本人が「3年間の研究と2年の開発期間を必要とした」とおっしゃるような高度なムーブメントで、主ゼンマイの長さを1mにすることで120時間という長大なパワーリザーブを確保。
また各所のパーツの無駄を省くことでムーブメントをコンパクトに構築すると同時にローターの振り角を280度程度で抑えて摩耗を防ぐなど、多彩な技術が詰まっています。
現在のフランソワ ポール・ジュルヌはムーブメントをピンクゴールドで製造していますが、草創期のムーブメントはロジウム加工が施された真鍮製が特徴です。
更に今回の個体は地板の一部にペルラージュが施されていない最初期の仕様です。
真鍮製のムーブメントを搭載しているのは、今回のような最初期のモデルか先ほどご紹介したような復刻モデルのみとなっていますので、コレクションとして検討したいという方にはぴったりな一本です。
いかがでしたでしょうか。
時計愛好家の方も垂涎の「オクタ」をご紹介いたしました。
今回入荷した個体は付属品は完品で2024年8月にメーカーにてオーバーホールとベルト交換を行っております。
自身のコレクションとして至高の一本を検討しているという方はぜひご検討ください。
▼本日ご紹介した商品はこちら
F.P.JOURNE フランソワ ポール・ジュルヌ オクタ リザーブドマルシェ プラチナ 最初期型
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。