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ロレックスの代表的なモデル、「サブマリーナー」。
その歴史は71年も前の1953年に発表されたデイト無しのモデルから始まりました。
それから16年の時を経て1969年発表されたのが、初のデイト付きモデル「ロレックス サブマリーナーデイト Ref.1680」です。
1680は1969年~1980年頃の約10年間にわたって生産されたモデルで今回ご紹介する時計は、「白サブ」モデルです。
SUBMARINERの文字が赤い「赤サブ」に対して、白いSUBMARINERの「白サブ」「ノーマルダイヤル」と言われるモデルです。
数が少なく、特徴的な文字盤から更に値段が上がっている「赤サブ」に対して、現行モデルに繋がる文字盤ながら、ヴィンテージの雰囲気を持つ「白サブ」はヴィンテージに興味を持ち始めた方が手を出しやすいモデルと言えるのではないでしょうか。
今回のモデルはシリアルが612****で1979年頃の製造に当たるため、1680の中でも最終生産に近い高年式というのもポイント。
高年式といえどもプラスティック風防、フチなしインデックスなど4桁らしさを持ったモデルです。
気になるトリチウムインデックスはきれいに焼けており、針や、ルミナスポイントはインデックスと色が異なるもののしっかり光るトリチウムです。
後継機の16800ではサファイアクリスタルガラスに変更になっているため、こちらもサブマリーナーデイト最初で最後のプラスティック風防モデルとなります。
デイト無しのドーム風防とは異なるボックス型風防が採用されています。
サファイアクリスタル風防の欠けと異なり、プラスティック風防の傷はアンティークの風合いを感じさせてくれます。
文字盤は3種類あるうちのROLEXの「L」が王冠マークの中央付近に位置し6時位置の「660ft」が「クローズ6」のMk1ダイヤル。
ベゼルはMk3です。
ブレスレットは溝無しのハードブレスレットの93150、フラッシュフィットは593です。
クラスプコードは「I11(1984年頃)」が付いています。
ムーブメントはヴィンテージロレックスムーブメントの中でも名機と名高い「Cal.1570」。
クロノメーター仕様のムーブメントで19,800振動で、精度調整はロレックス独自のマイクロステラスクリューによるフリースプラング方式が採用されたムーブメントです。
時間調整の際に秒針が止まるハック機能が付いた後期ムーブメントです。
年式相応の傷やブレスレットの伸びなどございますが、使用に問題はないため、デイリーで気兼ねなくご使用頂けます。
現行モデルにはないヴィンテージモデルの良さが光るモデルです。
ぜひご検討ください。
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。